骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

初狩駅を骨で聴く

2007-10-31 10:12:49 | 骨で聴く鉄道駅

  山梨県大月市にあるJR中央本線の駅です。

 島式1面2線のホームと、スイッチバック構造を持っています。しかしこのスイッチバックは工事列車のためのもので、新宿や八王子から甲府、松本訪問へ向かう特急電車はもちろん普通電車にも関係しません。
 施設自体の大部分も遊休化しつつあるようで、末端部分などは道路拡張によって一部撤去されています。

 駅舎は昔ながらの木造で、竣工されたのは1951年・昭和26年ですから、かなりの年数が経過しています。歴史を感じさせるのも頷けます。

 大きな特徴がある駅ではありませんが、地元の人たちには表玄関であることに変わりありません。観光客はあまり訪れなくても、日常の生活に密着し、何よりここと新宿駅や東京駅が繋がっている事実は大きなものです。

 こんな駅の存在をよく見ると、まさに寡黙なプレゼンテーションを展開しているようです。

 ⇒ よく見せるプレゼンテーションテクニックとは

 ここでもいつものように骨で聴きます。
 特許技術が活かされます。骨伝導により耳では聞こえない音を聞くのです。

 ⇒ 骨で聴く驚異の世界

 中央本線の駅は、骨で聴く世界にいざなってくれます。

              

幻の「弘法倶楽部」を骨で聴く

2007-10-30 13:59:56 | 骨で聴く巡礼旅

 幻の雑誌「弘法倶楽部」第4号です。
 実は100万部以上の部数を誇る雑誌に広告まで出し、しかもかなりの購読予約を受け付けたにも関わらず、ついに刊行されませんでした。
 
 第3号で関東八十八ヵ所が特集され、幻の4号では愛知県の知多半島を舞台にした特集が予定されていました。エビやカニの海の幸と温泉、それに巡礼旅という結びつきは、他の雑誌にはない切り口をみせてくれていたでしょう。

 この幻を骨で聴きます。
 骨伝導の特許技術を使い、読むことが絶対に不可能な紙面を骨で聴きます。

 ⇒ 骨で聴くということはどんなことか?

 そして、3号までの読者を代表して、この幻をプレゼンテーションしたいと思います。

 ⇒ プレゼンテーションテクニックの開発とは

 秋が深まり、幻の旅に思いをはせます。
 なんとなく人恋しくもなります。               

続・源泉地を骨で聴く

2007-10-30 10:27:22 | 骨で聴く癒しの世界


  再び源泉に触れます。

 画像を見てください。
 井戸ではありませんし。農業用のものでもありません。

 秩父の某温泉の源泉です。
 土中よりこんこんと湧き出す温泉が、ここから浴槽へと運ばれていきます。風情のある風景ではありません。しかし、ここから湧き出した天然の湯が堪能できるのだと思うと、それだけで価値あるものに見えてきます。

 もちろん天然温泉だからすべて良いわけではないでしょう。
 実は人工温泉のほうが効能豊かということもありえます。

 温泉はわざわざ行って、その地の成分を含んだ湯を浴びるとともに、温泉の周辺の空間までをも浴びることで、大きな意味も持つかもしれません。都内の手軽な日帰り温泉施設は、どちらかといえばバーチャル的な要素があります。この違いは大きいでしょう。
 もちろん、どちらが良い悪いの問題ではありません。

 ただ源泉地を目にするとなんだか安心するのは、どうしてでしょう?

 よく見せることでよく売れるプレゼンテーションテクニックに共通するのかもしれません。
 
 ⇒ よく見せればよく売れる

 そして源泉地では周囲の音も含めてすべて癒しです。
 骨で聴きましょう。耳だけでなく、骨伝導による癒しの音声を堪能しましょう。

 ⇒ 骨で聴くドットコム

 特許技術と日本初のプレゼンテーションテクニック開発会社の共通点は意外なポイントにありそうです。
             
                     


源泉地を骨で聴く

2007-10-29 18:42:48 | 骨で聴く巡礼旅

  伊香保温泉の源泉が注ぐ川です。

 鉄分を含んだ茶褐色の源泉が流れています。
 2004年、長野県の白骨温泉で発覚した温泉偽装問題は、この名湯・伊香保温泉にまで波及しました。

「水道水を使用しているにもかかわらず温泉表示を行っていた温泉があったと報道され、注目を集めた。これは、戦後の旅館数増加に対して、開湯以来の黄金の湯の源泉は、小間口権利者ならびに権利者から購入した旅館のみの利用に限られ、源泉が不足していたことによる。この小間口権利者が源泉を利用する権利が、周辺の湯を分配していた宿に対しての供給量を抑えて湯を引けなくなった宿が多くなった時期と、伊香保温泉における2004年の温泉偽装問題が発覚した時期が符合することから、権利者の行動に疑問を投げかけた見方もあった」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 実は源泉不足を補うために、この問題が発覚する前の96年、新たな源泉が開発されていました。しかし、この湯が既存の源泉と同様のものであれば良かったのですが、全く異なるものでした。従ってこの湯が源泉不足を解消することに大きな力を発揮しなかったのだと思います。

 新しい源泉は、メタ珪酸単純泉でした。伊香保温泉特有の「黄金の湯」とは全く異なる成分です。かんたんにいえば「温泉法第2条による温泉」という成分です。
 湧水に温泉法による指定成分のメタ珪酸があっただけで、地下水を沸かしたようなものだとまでいう人がいたくらいでした。

 それでも天下の名湯は今でも健在です。
 食品の偽装問題が多く発生している中、沈静化した伊香保温泉は今でも多くの湯治客、観光客を集めています。

 源泉が流れている姿があるということも大きいかもしれません。
 やはり魅力はよく見せることかもしれません。

 ⇒ よく見せればよく売れる

 源泉の流れは聴覚に届きます。
 骨伝導により耳ではなく骨でも聴こえます。

 ⇒ 骨で聴く驚くべき癒しの世界

 あらためて旅をしたくなりました。         

韓国の町を骨で聴く

2007-10-29 10:24:28 | 骨で聴く巡礼旅

 韓国の都市部で、特段何も珍しくない風景。

 日本からの旅行者であれば、何気なく視界を横切り、すぐに蓄積される事なく通り過ぎる風景です。日本の町とも大きな変化は感じられません。

 しかし、文化の違い、生活そのものの違いは確実にあります。意識しないだけです。通り過ぎる町にも、そこで暮らす人々には数々のドラマがあります。それが見えないだけです。

 いいえ、観光客には見ようということすらありません。日本を訪れる海外からの観光客でも同様ですから、これは当然のことといえます。

 面の世界で展開される異文化が画像にする価値すらない場所にあるとしても、線だけで移動し、点だけの観光を繰り返す旅には、何の意味も持ちません。
 もはやこんなことを考えるだけで空虚なだけです。

 韓国のどこを撮影したかも忘れた写真に見入り、異文化とのコミュニケーションというプレゼンテーションを感じました。それだけのことです。
 よく見ればよく見せるほど、その地の生活が見えてくるでしょうか?

 ⇒ よく見せればよく売れる

 知識のない状態では、何ともいえません。

 では、よく聞けば‥‥どうでしょうか?
 耳だけで聞くわけではありません。骨でも聴きます。骨伝導です。

 ⇒ 驚異の骨伝導の謎の迫る

 わかりません。韓国の町にたたずみ、骨伝導のヘッドセットを装着するしかないでしょう。たぶん‥‥、いいえ、絶対に。
      
                            

牛久沼を骨で聴く

2007-10-28 06:59:36 | 骨で聴く癒しの世界


 弘法の七不思議(⇒七不思議を骨で聴く)の舞台となっている牛久沼は、水面が秋の陽光を浴び、静かに横たわっています。

 不思議な伝説が起こる場所としては、まさに雰囲気充分です。

 しかし沼の周辺も土地開発が徐々に進んできています。宅地化され、道路が整備され、謎を生んだ空間が現代の町の姿へと変貌していきます。都内の様々な伝説地がビルの谷間に埋まっていきましたが、そこまででなくとも同じような傾向は全国どこにでも見られます。

 人口が増えているどころか減少に転じてていても、土地開発は進みます。開発する意味がありさえすれば‥‥です。開発されたものは商品になり、開発そのものも商品です。売れない時代に商品があふれるのは、当然の出来事といえます。高度成長期とは異なるやり方です。

 となかく理屈は別にして、牛久沼に立ち、骨で聴きます。
 骨伝導の技術により、耳では感じない牛久沼の音が聞けそうです。今はそれだけで満足。

 そして、これが癒し旅。
 弘法大師の法力に触れ、特許技術の骨伝導を堪能する巡礼旅‥‥です。

 ⇒ 骨で聴くドットコム
                         


椰子を骨で聴く

2007-10-26 15:24:29 | 骨で聴くビジネス

 椰子(ヤシ)の木を見ると、南国ムードや南の島のリゾートを思い浮かべます。
 また独特の樹型から、かなり遠くからでもその存在を確認できる数少ない木といえるでしょう。

 青く済んだ海と空を背景にし、やさしい風になびく椰子は、そのまま「楽園」をもイメージすることができます。南国の楽園を象徴することで、旅行会社などは旅への潜在欲求を喚起させようとしたりします。
 そのせいか「夏」「海」に派生する商品「水着」「レジャー用品」「海外旅行」等々のイメージ画像には、椰子の木は必要以上に活躍することもあります。

 この訴求はステレオタイプ的にイメージされる消費者が生み出され、椰子がイコール南の楽園として定着した結果といえるかもしれません。

 ある意味洗脳かもしれませんね。
 そしてこのステレオタイプこそが効果的なプレゼンテーションの一端を担うにふさわしい木だったのでしょう。

 ⇒ ここで改めて効果的なプレゼンテーションとは

 視覚に訴える南の楽園ですが、聴覚ではどうでしょう?
 耳で聞くだけでは意味がありません。骨で聴くのです。

 骨で聴くとは、骨伝導を利用して耳では感じ取れない音まで脳に伝達する事を意味します。難聴の方であればそのまま補聴器や助聴器・音声増幅器として使用できるものです。

 ⇒ その謎の骨伝導最新技術を知る

 どうでしょうか? 椰子を骨で聴くことの意味、わかりますか?

 解答はいずれお知らせしましょう。
 ヒントは「骨で聴くドットコム」のサイトに隠されています。

                       

就職を骨で聴く

2007-10-26 00:24:26 | 骨で聴く癒しの世界

 仮にここに、新卒で入社し、関連会社に転籍してから、会社が倒産して無職になってしまった人がいるとします。あくまで仮定の話です。

 就職活動の傍ら、失業保険で生活し、海外旅行までしたとします。あくまで仮定の話です。

 帰国してから困ったことが待っていました。保険が切れ、金欠病になってしまったのです。あくまで仮定の話です。

 就職しなければ! あせります。でもモラトリアムは人間を変化させます。あくまで仮定の話です。

 こんなとき、高収入を期待するか、自分のやりたい職種を優先させるか、はたまたキャリアを活かすか‥‥選択肢が膨らみます。でも‥‥
 次の職場で何ができるのだろう‥‥?
 改めて考えると自分に次の職場で活かせるスキルってあるのだろうか?

 何より、自分は何がしたいのだろう? 何ができるのだろう?

 初めて自分探しの旅が始ります。

 ここで冷静になるために耳をふさぎます。音声を骨で聴くのです。異なる音色が脳波を活性化させてくれます。骨伝導の特許技術が存分に発揮されるのです。

 就職、転職、考えても結論は出ません。しかも希望通りに採用される保証など何もないのです。
 骨で聴き、近くにあった縫いぐるみを手にします。じっと見つめます。

 骨伝導で就職!

 そうです。答えは目の前にプレゼンテーションされていました。

 ⇒ 骨伝導の驚異の技術についてはこちら
 ⇒ プレゼンテーションのテクニックについてはこちら

 あくまで仮定の話です。
                            

ハイヒールを骨で聴く

2007-10-25 13:47:34 | 骨で聴くビジネス


 ハイヒール (High heels) は「高いかかと」という意味を持つ、履くとかかと部分が爪先よりも持ち上げられる形状の靴のこと。かかとと爪先の両方が共に高いヒールの靴は一般的にハイヒールとは呼ばず、「プラットフォーム・シューズ」(厚底靴)と呼ばれる。近年、一般的にこの形態の靴は、ウェスタンブーツの様な紳士靴を除いて、殆どが婦人靴に限定されている。 ―出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 ハイヒールの歴史は古く、紀元前400年代のアテネまで遡るといいます。背を高く見せることが目的で遊女に流行したとのことです。

 ファッションよりも実用としては、1600年代のフランスです。当時のフランスの町は汚物に溢れ、まさに足の踏み場もないほどひどかったようです。そこで、汚物を踏む面積の少ない靴としてハイヒールが開発されたようです。

 背を高く見せるということについては、頭と身体のバランス(いわゆる○○頭身)に関係したものです。外見をよく見せる工夫の表れと言えるでしょう。

 現在でもよく見せればよく売れるというビジネスの鉄則があります。売りたい商品をよく見せなければ、消費者へのアピール、商品の持つ販売エネルギーが発露されません。女性の美への追及と共通するのです。

 ⇒ そこで、よく見せればよく売れる実践ページへ

 ハイヒールの効用としてよく見せるということは、商品力つまり履く人の価値を高めることに繋がります。ここに訴求するポイントがあります。
 この声なき声を聞くことができるかどうかが肝心なのです。

 耳だけでは無理でしょう。
 骨で聴きましょう。(またまた、このワンパターン)

 ⇒ 骨で聴くドットコム

 骨で聴くことは骨伝導です、これもよく見せればよく売れる商材でしょうか?
 実は、ここにもうひとつのキーワードが含まれています。
 しかし今回はここまで。
                               


七不思議を骨で聴く

2007-10-25 09:51:13 | 骨で聴く巡礼旅


 人間は「7」という数字が好きなようで、ラッキーセブンという言葉に限らず、不思議なことまで7つにまとめています。俗に言う世界の七不思議です。

 しかし、当初は「不思議」なものを指すのではなく、必見の景観という意味だったそうです。それがいつの間にか神秘主義と結びつくかのように、オカルト的な要素を持つようになりました。

 世界の七不思議も選ばれているものは時代とともに変遷し、最新のものは「新・世  界七不思議」として投票で決定しました。参考までにご紹介すると、


  ①チチチェン・イッツァのピラミッド(メキシコ)
  ②イエス・キリスト像(ブラジル)
  ③万里の長城(中国)
  ④マチュ・ピチュ(ペルー)
  ⑤ベトラ(ヨルダン)
  ⑥コロッセオ(イタリア)
  ⑦タージ・マハル(インド)

 日本でノミネートされたものは京都の清水寺でした。

 ところで日本各地に伝説を残す弘法大師空海にも七不思議があります。
 探せばたくさんあるのでしょうが、意外な場所としては茨城県の牛久沼です。

 牛久沼の中央に突き出た場所にある大師堂には、「弘法の七不思議」があります。特別に観光地ではありませんので、いつもひっそりとしているせいか、にムードは満点です。

  ①駒の足跡(こまのあしあと)
  ②木瓜(ぼけ)
  ③乗越(のっこし)
  ④逆末(さかさまつ)
  ⑤独鈷藤(とっこふじ)
  ⑥硯水(すずりみず)
  ⑦五葉の杉(ごようのすぎ)

 どれも他愛のないものだといえばそれまでですが、気軽に七不思議に触れる旅にはなります。

 こんな旅のお供には骨で聴くための秘密兵器「きくちゃん」です。
 骨伝導を通して謎に触れましょう。

 ⇒ 骨で聴く驚異の秘密

 そして七つの不思議というプレゼンテーションを受けましょう。聴覚の次は視覚です。そこで謎を包んでいる空気がより立体的に感じられるでしょう。

 ⇒ プレゼンテーションテクニックの開発とは

 茨城県は都心からも近いので、これは隠れた穴場です。

                                        



中国の鉄道を骨で聴く

2007-10-24 10:51:40 | 骨で聴く鉄道駅

 中国の鉄道による旅客輸送は、年間輸送量は約10億人で、5000億人キロだといわれます。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)これは輸送量で日本の約10分の1程度ですが、キロ当たりでは日本の約2倍で世界一だといいます。

 これは、近距離の移動手段というよりも長距離の利用率が非常に高いということになります。広大な国であることと、鉄道自体が長距離輸送が中心であることが関係しているようです。

 鉄道旅の旅情という意味では、日本より中国に求めることが正しいのかもしれません。しかし大都市近郊では日本やヨーロッパと同様に鉄道網が整備されつつあります。大量輸送手段として、やはり鉄道は欠かせないものなのだといえます。

 現在、中国製品は日本の市場にあふれています。日系の工場も多く設立されています。そこに通う労働者も鉄道を利用するかもしれません。
 アパレル関係などは工場がさらに南下してもいます。中国の人件費が増大してきたからです。やがて東南アジアが中国の代わりの位置を手に入れるかもしれません。鉄道の整備も南下していく可能性もあるでしょう。

 そんな状況の中、アパレル関係では資材も現地で生産し、現地に納品することが当たり前になってきました。

 ⇒ そんな会社のひとつがここ

 そして中国の鉄道を骨で聴きます。

 ⇒ 骨で聴く驚異の技術
                                 


神谷傳兵衛を骨で聴く

2007-10-23 11:00:38 | 骨で聴く癒しの世界

 神谷傳兵衛といえば電気ブランで有名な浅草の神谷バーです。
 80年以上も前に、店舗内部を西洋風にした「神谷バー」は、 現在も使用している建物だからすごいものです。

 そして電気ブランは文豪にも愛され、今尚特別な嗜好品として確立しています。これまたすごいものです。

 店舗の改装といい、独特の商品といい、神谷傳兵衛は偉大な実業家だったといえるでしょう。現代でも通用するマーチャンダイジングと、ヴィジュアルプレゼンテーションの実践だったのかもしれません。

 ⇒ 現代の店舗ではより簡単に

 意外と知られていないのが、神谷傳兵衛と名鉄三河線との関係です。
 故郷の三河で鉄道事業もしていたのです。それが名鉄と合併して現在の名鉄三河線になっています。

 これだけの事業家を骨で聴きます。
 最新の特許技術であれば電気ブランに対抗できそうです。

 ⇒ 骨で聴く特許技術
                              

小豆島「二十四の瞳」を骨で聴く

2007-10-23 09:31:51 | 骨で聴く癒しの世界


 香川県小豆島を舞台に、教師師範学校を卒業したばかりで赴任した大石久子と、その年に小学校に入学した12人の児童のふれあいを描き、太平洋戦争を背景にした時代と社会動向とを絡めた小説です。
 発表は1952年、作者は壺井栄です。

 2度映画化され、現在では舞台となった小豆島に「二十四の瞳映画村」という施設もあります。瀬戸内海に浮かぶ小豆島には欠かせない観光施設になりました。

 この作品の評価について引用してみます。

「この作品は、平和な漁村を昭和の戦争がどのように影響を与えたかを、子どもたちの運命を中心に描き出した作品として、高く評価されてきた。しかし、この作品では日本の加害性が描かれていないという批判もある」 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 評価はともかく、この地を舞台にした昭和を代表する文学・映画が誕生したことは紛れもない事実です。また資源の少ない瀬戸内の島々の中で、小豆島だけがここまで知名度を挙げた大きな要素になっているのも事実です。

 まさにプレゼンテーションです。よく見せ、よく理解し、魅力を伝える原動力になっています。

 ⇒ よく見せれば‥‥

 この映画を骨で聴きます。
 子供たちの声が骨から脳へと伝わります。暗い戦中を背景としながらも、明るい未来に向かって進んでいく声が聴こえてきます。

 ⇒ そこで、骨で聴く特許技術「骨伝導」とは

 小豆島への旅情が湧いてきます。
                                  


イルカも骨で聴く

2007-10-22 18:54:53 | 骨で聴く動物


 あまり知られていなようですが、イルカは骨伝導によって音を聴いています。

 イルカの耳は目の後ろにある小さな穴です。しかし塞がれているので、耳だとは思えずほとんど窪みにしか見えないでしょう。

 また、イルカは超音波で会話するといわれていますから、ますます耳はどうなっているのか不思議に思えます。

 実は、イルカの声は水中の振動として水中を伝わり、その振動がイルカのアゴの先端に届くのです。この振動を増幅し、頭蓋骨へと伝えていきます。まさに骨伝導です。だから超音波で会話が出来るのです。

 骨で聴くことはイルカにとって当然もことだけでなく、必要不可欠なものなわけですが、人間はどうでしょうか?

 もちろん人間も骨で聴いています。ただ耳から聞くことが主になっているだけなのです。骨で聴くことだけに特化した場は、人間界では例えば戦場などにあります。爆音の中で通信しなければならないときなど、耳から音を収集することは不可能です。
 米軍で骨伝導が採用されているのは、イルカが骨で聴くのと同じくらい当然のことなのです。

 ⇒ では、その骨伝導について詳細を知る

 イルカは超音波を骨で聴くことによって、己の存在証明をしています。これは耳の聴覚だけでなく視覚をも超えたものです。
 よく見えることが重要なことではありません。

 しかし、人間が店頭でモノを販売するときは、商品の存在を超音波でアピールすることはできません。やはり視覚に頼ることになります。ところが、この基本的なことができずに「売れない!」と嘆く店主もいるようです。

 そこで、視覚、そう商品力のプレゼンテーションが重要になります。

 ⇒ 視覚による商品力の活かし方を知る

 イルカは賢い動物です。見習いましょう。
                                       


高尾31度18分を骨で聴く

2007-10-22 14:36:40 | 骨で聴く鉄道駅


 メガロポリス東京を西側から見下ろす高尾山。
 信仰の山でありながら、都民の憩いの場でもあります。気軽に行ける距離、新宿から直行できる京王線・中央線快速電車の存在等々で、親しみやすい山なのは間違いありません。

 登山ルートも当然ながら整備されていますが、最も用意なのはケーブルカーです。
 高尾山ケーブルカーは昭和2年開業らしいのでかなり古い歴史を経ています。戦時中に一時休止したが、戦後昭和24年にいち早く復活し、以降、

 東京から一番近い山岳景観

 を堪能できる観光施設のひとつとして多くの人達の足となり長年活躍してきました。

 ここのウリというか見どころはケーブルカーの線路では日本一急勾配の箇所があることです。その角度は、

        31度18分。
 乗車してみると、確かに出だしからかなりの“斜め感”であり“ンゴゴゴ”という原始的な振動と相まって乗っているだけでも結構迫力を感じます。
 
 終点のすぐ手前に差し掛かるとそこが例の“最急勾配”箇所であり、その斜め感はかなりのものです。

 この角度こそ、高尾山が本来の姿を表現するプレゼンテーションかもしれません。よく見せれば見せるほど、高尾山のアイデンティティが強調されてくるのでしょう。

 ⇒ ここで、よく見せるプレゼンテーションについて知る

 そして、この高尾山31度18分の角度を骨で聴きます。
 特許技術の最新骨伝導を使って、耳からだけでは感じられない音まで聴きます。
 ここでもプレゼンテーションが行われます。

 ⇒ この機会に骨伝導の驚異の技術を知る

 レジャーとしてではなく巡礼地としての高尾山が浮き彫りになってくるようです。