山梨県大月市にあるJR中央本線の駅です。
島式1面2線のホームと、スイッチバック構造を持っています。しかしこのスイッチバックは工事列車のためのもので、新宿や八王子から甲府、松本訪問へ向かう特急電車はもちろん普通電車にも関係しません。
施設自体の大部分も遊休化しつつあるようで、末端部分などは道路拡張によって一部撤去されています。
駅舎は昔ながらの木造で、竣工されたのは1951年・昭和26年ですから、かなりの年数が経過しています。歴史を感じさせるのも頷けます。
大きな特徴がある駅ではありませんが、地元の人たちには表玄関であることに変わりありません。観光客はあまり訪れなくても、日常の生活に密着し、何よりここと新宿駅や東京駅が繋がっている事実は大きなものです。
こんな駅の存在をよく見ると、まさに寡黙なプレゼンテーションを展開しているようです。
⇒ よく見せるプレゼンテーションテクニックとは
ここでもいつものように骨で聴きます。
特許技術が活かされます。骨伝導により耳では聞こえない音を聞くのです。
⇒ 骨で聴く驚異の世界
中央本線の駅は、骨で聴く世界にいざなってくれます。