青梅街道、新青梅街道、所沢街道、武蔵境通りといった幹線道路に囲まれ、都内でも渋滞のメッカともいうべき北原交差点を間近に控えた場所に、七五三で賑わう田無神社が鎮座しています。
西武新宿線の田無駅からは徒歩で約5分。
喧騒の幹線道路から参道に一歩踏み込むと、そこはもう聖域です。
田無神社の創立は不祥だといいます。
本宮は、正応年間(鎌倉時代)にはすでに、現在の田無市谷戸に鎮座していたといわれます。尉殿大権現(尉殿権現社)と呼ばれていました。
江戸時代に上保谷に分祀し(尉殿神社)、次に現在の地に還座したようです。
明治5年には、熊野神社・八幡神社をあわせてお祭りし、このとき田無神社と社名をあらためました。
ちなみに、平成11年には、本殿と拝殿が東京都指定文化財になりました。
本殿は入母屋造りの銅板葺きで唐破風・千鳥破風をあしらった総欅造りです。
組物は三手先という江戸期を代表する神社様式の社殿です。彫刻装飾には目を見張るものがあります。隅々にまで大胆で繊細な彫り物が施されているからです。
江戸神田の名工・嶋村俊表によって造られたものだそうです。
境内には御神木があります。
西東京市の天然記念物です。
また、七五三で賑わうのも当然のように、「子育て 親子石」もあり、駐車場から境内に入った場合は、真っ先にこの石と対面することになります。
この神社はまた、多くの神々が祀られています。
●大国主命(おおくにぬしのみこと)
●級長津彦命(しなつひこのみこと)
級長戸辺命(しなとべのみこと)尉殿大権現
●須佐之男命(すさのをのみこと)
●猿田彦命(さるたひこのみこと)
●八街比古命(やちまたひこのみこと)
八街比売命(やちまたひめのみこと)
●日本武尊命(やまとたけるのみこと)
●大鳥大神(おおとりのおおかみ)
●応神天皇(おおじんてんのう)
境内には末社を含め、様々なものがあります。
●少彦名神社
●津嶋神社
●弁才天
●野分初(やぶそめ)稲荷
●煩大人(わづらいうし)神社
●鹽竈(しおがま)神社
●戦役者慰霊碑
●華曼荼羅(ほっけまんだら)
●恵比寿大黒殿(えびすだいこくでん)
●神社五龍神
喧騒から聖域への入口には、耳で聞くことだけでなく骨で聴くことがお勧めといえるでしょう。脳波との関係をさることながら、骨から伝わる「神の声」を体感できるかもしれません。
そのためには世界規模の特許技術が役立ちます。
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