骨伝導機器とともに鉄道の駅を巡る旅も、最近すっかりごぶさたの様相でした。そこで今回は骨伝導きくちゃんと骨伝導サングラスと一緒に、東京の私鉄で最も頻繁に取り上げている小田急線の代々木八幡駅へと向かいました。
地下鉄千代田線の代々木公園駅に近く、千代田線が代々木上原まで開業していない時代は、この駅が乗換駅だったという経緯があります。そのため、乗り換えの利便性向上のために上りの準急電車が停車していたこともあります。
駅の規模としては大きくなく、相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、急カーブ上にあるためホームもカーブを描いています。そのせいか、ここを通過する電車は45km/hの速度制限がるほどです。
駅名の由来は代々木八幡の最寄り駅ということになりますが、代々木八幡宮に行くには、坂道をのぼり、山手通りに出るか、裏からまわるかしなければなりません。鎮守の森がひろがっている姿を見ると、別世界のような感覚になります。ただ駅からは代々木八幡宮を見ることはできません。
⇒ 代々木八幡宮を骨で聴く
隣の駅が代々木上原駅で、千代田線が地下から地上の高架で小田急線と合流し、小田急線の上下線の間に入り込むようになります。そのため、駅間が短いことで、代々木八幡駅の上下線のホーム間の距離が次第に大きくなっているのが分かります。
スピードを落としたロマンスカーや急行電車をホーム上で見送りながら、骨伝導機器を使って周囲の音声を聴くと、通過する電車の振動とともに鉄道の持つ意味を改めて感じることができます。通勤と周囲の住民の日常の足として使われる駅が、少し異なって見えるようです。
⇒ 米軍採用の特許技術・骨伝導
小田急線の駅はそれなりに取り上げていますが、まだまだ骨伝導機器とともに訪れたい駅はたくさんありそうです。