骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

お伊勢の森神明社を骨で聴く

2016-06-13 11:30:20 | 骨で聴く巡礼旅
広大な境内に樹齢300年の杉が鬱蒼と茂り、昼なお暗い森を形成していた場所を「お伊勢地」や「お伊勢の森」とよばれていました。その中心に鎮座していた神明社は、東京都武蔵村山市にあります。
今回も米軍採用・特許技術の世界最先端の骨伝導ヘッドセットとともに向かいました。

新青梅街道沿いなので、ここを走るドライバーにはかなり目立ちます。




神明社なので、主祭神は天照皇大神です。
江戸時代中期の宝暦12年(1762年)に、この地を聖地と定め、創建されたといいます。
伊勢神宮の分霊を祭神として奉斎したことで神明社になりました。

地名も神明社に因み、この地域はかなり広い範囲にわたって中藤村字御伊勢地といわれていたようです。
境内は3,000坪もあり、樹齢数百年を経た杉の巨木が神域を包んでいたようです。





お伊勢の森の北側先には青梅街道の旧道が東西に走り、その先には狭山丘陵があります。
狭山丘陵からの距離は500m程度です。かつてはおそらく丘陵側に民家があり、空堀川を超えたこの周囲は、何もない地域だったと想像できます、現在は新青梅街道によって街道沿いが賑わっていますが、かつてはある意味で辺鄙な場所だったと思われます。

神社は南側に向いて鎮座するのが一般的ですから、当時は青梅街道沿いの住民たちがここに参拝するためには、神聖な森を迂回して遠回りしなければならなかったのでしょう。

かつてのような鬱蒼とした森からすれば大分狭くなってしまったようですが、何とも不思議な神秘性が保たれ、社殿も貫禄があるように感じます。



そんなお伊勢の森神明社を骨で聴きます。
耳だけでなく骨からもお伊勢の森が奏でる音色を聞こうとして、やはり交通量の激しい新青梅街道に目がいってしまいます。
ここでは、ドライバーの方へ、東京都で運転中に携帯電話の通話でつかまらないために、耳をふさがない骨伝導ヘッドセットをお勧めしたくなります。特にトラックの運転手には最適です。

米軍採用・特許技術の骨伝導ヘッドセットへ

実際には参道を進むごとに疾走するクルマの音は途絶え、樹木の奏でる神聖な音色を感じながら社殿に進む感覚になります。
お勧め度Aランクの神社です。


中町天祖神社を骨で聴く

2016-06-11 17:10:44 | 骨で聴く巡礼旅
東急大井町線の上野毛駅から玉川警察署の方向に進むと、鳥居と奥に続く緑のトンネルを目にします。
中町天祖神社です。今回も米軍採用・特許技術の骨伝導ヘッドセットとともに参拝に訪れました。

天祖神社なので、祭神は天照大神です。
相殿として倉稲魂神、いわゆる稲荷神が祀られています。



現在はこの周辺は世田谷区中町になりあmすが、かつては玉川村野良田という地名で、この地域の鎮守氏神として古くから鎮座していたようです。

正式な由緒は不明とのことですが、「新編武蔵風土記稿」に「神明社除地一段歩、字上にあり村の鎮守なり、祭礼は九月二十二日、当村金剛寺の持なり」と記載してあります。




神社の名称としては、慶応4年(1868年)までは神明宮と称していたようです。
改名されたのは明治7年で、天祖神社と明記されるようになりました。

境内の末社には、祓戸神社、阿夫利神社、日枝神社があります。
稲荷神は本殿に向って左側に祀られています。この小さな社の石柱には「奉納弁才天燈明台、為萬民豊楽、五穀成就也」、「宝暦六丙子天二月吉辰、武州荏原郡世田谷領野良田村願主糟谷某、臼井某(各省略)」と刻まれています。

由緒書によると、昭和32年ごろまで本殿の周囲は雑木林や雑草におおわれ、広々とした鎮守の森の姿をとどめていたようです。
現在ではその雑木林と呼べるほどの規模はなく、周囲は住宅地となっています。
それでも緑は比較的多く、都内の神社としては鎮守の森の名残を十分に感じることができます。



境内は広いほうだといえます。
そのせいか車の疾走する音はほとんど聞こえてきません。さすがに静寂とまではいかんなても、十分に神域の雰囲気は保たれています。
そんな周囲の音声を骨で聴きます。

耳だけでなく頭蓋骨から脳へと直接伝える骨伝導により、この鎮守の雰囲気をより堪能することで、何ともいえない癒しが訪れるような気がします。もちろん、骨伝導ヘッドセットは騒音対策や難聴対策に有効な機器ですが、こんな場所でも使うのもお勧めです。




八兵衛稲荷神社を骨で聴く

2016-06-10 11:11:08 | 骨で聴く巡礼旅
ある意味で貴重な神社といえる「八兵衛稲荷神社」に、今回も世界最先端の技術を誇る骨伝導ヘッドセットともに参拝しました。
なぜ貴重なのかといえば、ずばり、祭神です。

人物が祭神になっている神社は多くあります。
例えば、

 乃木神社  → 乃木希典将軍と乃木静子夫人
 東郷神社  → 東郷平八郎元帥
 松陰神社  → 吉田松陰、伊藤博文、山県有朋等の松下村塾の生徒

古くは怨霊が祭神となった例も多く、代表格は菅原道真を祭神とする天満宮です。

古来より日本では人間が死後、神や鬼や妖怪になるというように、人でないものに分類される傾向がありました。怨霊を鎮めるために神として祀る例は、こういった感覚から生まれたのかもしれません。
仏教で、「人は死んだら仏になる」というものと両立するのが、いかにも日本的です。

しかし、さすがに神社に祀られるとなると、上記の例でもわかるように歴史的にも有名な人物がほとんどとえます。
一般庶民が神として祀られる神社など、あまり考えられるものではないでしょう。

ところがここに例ががありました。
それが八兵衛稲荷神社なのです。



神になった八兵衛とは何者なのか?
祭神にまでなった人物としては知名度がありません。むしろ庶民だったといえます。
ではなぜ神になったのか?

拝殿に掲げられた由緒書きより引用しましょう。


「今を去る約二百六十年前 徳川中期の頃 当地に町人八兵衛と云う人が居りました。ある日自分の過失から火事を出してしまいました。八兵衛は近隣に迷惑をかけた事を悔い毎日毎夜町内を『火の用心』『火の用心』と廻って歩きました。
それからといふものこの若松町には大きな火事がほとんどなくなりました。
八兵衛の死後町内有志が稲荷神社を建て八兵衛をまつったのです。この事を伝え聞いた時の町奉行は将軍家に奏上し正一位を贈り八兵衛をたたえたのです。永々貯めた財宝を火事で灰にするよりも八兵衛の今も昔も変らない心を意とされこの社に御参詣下さり尚一層の火の用心をどうぞ」

江戸時代の町人が神になっていた由来です。
かなり珍しい例だとえいるでしょう。改めて思います。

そんな八兵衛稲荷神社で周囲の音声を骨で聴きます。
大久保通りから1本裏に入った路地は、地元の人の生活空間でかなり静かです。路地の曲がり角に、“火防の神 八兵衛稲荷”と赤文字で書かれた社号標もありますが、その先の赤い鳥居は、それほ目立つものではありません。

聞こえてくる音声はあまりありません。
時々風の音が耳だけでなく骨からもダイレクトに脳に伝わってきます。
騒音対策としてよりも、江戸の商人が神になったことを思いながら骨伝導で風の音だけを聞くのも悪くない気がします。

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カトリック碑文谷教会を骨で聴く

2016-06-08 11:52:47 | 骨で聴く巡礼旅
カトリック碑文谷教会というより一般的には「サレジオ教会」として親しまれている教会は目黒区にあります。
この教会が全国的な知名度になったのは、1985年6月24日の神田正輝・松田聖子の挙式が行われた報道によるものでしょう。
さらに1993年8月1日には、当時ヴェルディ川崎主将在任中だった三浦知良と女優の設楽りさ子ももここで挙式でした。



華やかな芸能人の挙式を別にしても、サレジオ教会は36m余の鐘塔を備えたロマネスク様式の大聖堂は圧倒的な存在感を醸し出しています。教会の鐘はミラノの信者からの寄付で、この音色もかなり美しく奏でられます。

カトリック教会の奏でる鐘の音はやはり荘厳な感じがします。
耳だけでなく骨でも聴きたくなります。鼓膜を通さずに直接聴覚神経に伝えられる骨伝導により、耳からあたりまえのように聞いていた音色に変化が生じます。




ただ、骨伝導ヘッドホンといっても、性能差があります。
やはりロマネスク様式の大聖堂には、世界最先端の技術が似合います。米軍採用・特許技術の製品です。

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サレジオ教会は、もともと「江戸のサンタ・マリア聖堂」として建立されたものです。サレジオ会によって建立され、その後は運営も受託したことで、正式名称よりもサレジオ教会が一般的になりました。

法身寺を骨で聴く

2016-06-07 12:44:26 | 骨で聴く巡礼旅
臨済宗円覚寺派の月海山法身寺へ骨伝導巡礼です。東京都新宿区にあります。

別傳碩分座原和尚(寛文8年1668年寂)が寛永8年(1631年)に創建したといわれる寺院で、現在は住宅街の中にあり、特に目立つような感じではありません。





創建した別傳碩分座原和尚は深川寒光寺、亀有祥雲寺を開山し、亀有見性寺を中興した実績のある名僧です。

境内には中興開基小堀家の墓、三代目古今亭志ん生の墓などがありますが、ここが終焉の地となった大和田建樹にも注目です。

『鉄道唱歌』・『故郷の空』・『青葉の笛』などの作詞者として知られている大和田建樹は、安政4年4月29日(1857年5月22日)に生まれた詩人・作詞家・国文学者であり、東京高等師範学校(現在の筑波大学)の教授でもありました。




大久保通りや外苑東通りに近いエリアですが、かなり静かな場所です。
そんな場所で『鉄道唱歌』を心で奏でるのも法身寺には似合いそうです。ついでに静かな音声も耳だけでなく骨でも聴きましょう。
骨伝導です。

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飯塚町長良神社を骨で聴く

2016-06-03 11:27:08 | 骨で聴く巡礼旅
2013年1月に訪れて以来の長良神社への骨伝導巡礼です。
前回は群馬絵kン太田市の東矢島に鎮座する長良神社でしたが、今回はそこから北へ向かった先にある飯塚町にあります。

東矢島長良神社を骨で聴く

かつて上野国(現在の群馬県)の国主として治めていた藤原長良を主祭神として祀るのが長良神社なので、ここもそういう認識で来ました。しかし拝殿に行くと、賀茂神社と合祀されてるので驚きました。



賀茂神社といえば祭神は賀茂別雷神ですが、おそらくここでは相殿神なのだろうと想像されます。

特に特徴がある境内ではありませんが、実は一番不思議なのは鳥居のそばにある埴輪です。
なぜ埴輪があるのか、全くの謎です。
太田市周辺は古墳も多く、遺跡も多いことから、もしかしたらこの神社も遺跡だったのかとも想像できますが、何の表示もないので分かりません。

また、よく見ると、鳥居も両部鳥居という形式ですが、稚児柱が八角形でした。あまり目にしないので、これも珍しかもしれません。
そんな長良神社を骨で聴きます。



現在ではスバルの企業城下町となている太田市らしく、スバルの車が境内の横を通ります。
その走行音が耳だけでなく骨からも聞こえます。

両耳をふさがないことで道路交通法上で、問題なく使える骨伝導ヘッドセットは、太田市には最適なのかもしれません。

通話をするドライバーに安心の骨伝導ヘッドセット

原町天祖神社を骨で聴く

2016-06-02 17:18:05 | 骨で聴く巡礼旅
新宿区の市谷柳町交差点の近くに原町天祖神社が鎮座しています。
住宅街に鎮座していて、まず目を引くのが寺院のような門です。その門の先に鳥居があるので、印象としてはお寺に入ったのに実は神社だった、という感じです。少し不思議な気分です。




小さな境内ながら真っすぐ伸びた参道の左側に手水舎があり、石桶の横には手押しポンプという何とも懐かしいような風情があります。

境内社には桃祖神社があります。




桃祖神社のすぐ横に由緒書きがあります。

引用させてもらいます。

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桃の神を祀る神社です。古来、中国では桃は邪気を打ち払う霊力のある果物とされていました。『古事記』では、伊邪那岐命が黄泉の国からの帰途、邪鬼に追われ苦境に立たされたときに、桃の実を投げつけて、黄泉の国から脱出しました。そこで、伊邪那岐命は、桃に、感謝し意富加牟豆美命(オオカムズミノミコト)という神名を与えました。以来、桃は神としてお祀りされるようになりました。
さて、何故ゆえに天祖神社の境内に、桃の神が祀られているのか。それは、社伝によると、天祖神社は、天照皇大御神という女神を祀るということから、多くの多くの女性らが参拝しました。その女性達の中には、慶事ではあるが、生命の危機もあった出産の無事を祈願する人もいました。そして神社側も、毎年盛大な安産祈願の祭を斎行し、その際に、『桃の御守』を参拝者に授与し、その御神徳を広めたということです。このお守りを受けて、無事に出産をしたある女性が、桃の神に感謝し、一体の御神像を奉納しました。この御神像をお祀りするためにお社を建立しました。これが、現在の桃祖神社となりました。
以来、安産成就はもとより、子孫繁栄、あらゆる厄難消除などに、御利益ある神様として、信仰されています。
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参道正面に社殿があり、こちらの由来はというと、



江戸時代初期の慶長年間に、諸国で神踊りが流行し、この地域の牛込の里でもかなり盛んだったようです。
そんな時代に、長兵衛という信仰心の篤い里人がいて、ある時、神が夢の中に現われたといいます。

「我ここに住みて諸人の苦難を救わん」と言われ、しかもそれは5晩も続いたようです。

そこで長兵衛は神を祀り、その話を聞いた大橋龍慶という長者が、天照皇大神宮を勧請して祠を建てたといいます。
その後、諸難消除祈願、病気平癒祈願、安産祈願、弓術皆中祈願などで、参拝者が絶えることなかったといわれます。そのため霊験あらたかな神社として知られるようになったという由来です。

都会の片隅の小さな神社ですが、里人の素朴な信仰心から霊験あらたかな神社として知られるようになったという伝説は、よくあるパターンではあるものの好感が持てます。

そんな天祖神社を骨で聴きます。
米軍採用・特許技術の骨伝導ヘッドセットで、耳だけでなく骨からもダイレクトに周囲の音声を聞きます。
都会の住宅街の音声の他に、何となく長兵衛の祈りが聞こえてくるような気がします。もちろん単なる気のせいでしょうが。

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