骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

京王よみうりランド駅を骨で聴く

2011-10-28 11:24:37 | 骨で聴く鉄道駅

 京王電鉄相模原線の駅としては、1日平均乗降人員が11,259人で、相模原線内では一番少ない駅が京王よみうりランド駅です。所在地は東京都稲城市矢野口になります。

 よみうりランドの聖地公園(⇒ よみうりランド聖地公園を骨で聴く)とともに骨伝導ヘッドセットを装着して訪れました。



 北側と南側で「顔」の異なる駅といえるでしょう。
 北側は住宅地だけでなく、住宅地・梨畑などが広がり、多摩川に沿った平地です。アメリア稲城ショッピングセンターなどの商業施設もあります。また、JR東日本の南武線矢野口駅まで、徒歩で約15分程で行くことも可能です。
 一方南側は、小さなロータリーがあり、マンションや一般住宅もありますが、その先は厳しい丘陵地帯が迫っています。いわゆる里山で、広大な雑木林がひろがっています。ありがた山・弁天洞窟などもこの丘陵にあります。
 よみうりランドへは斜面からゴンドラ「スカイシャトル」が運行していて、快適な移動ができるようになっています。

 小田急線には「読売ランド前駅」がありますが、この京王よみうりランド駅からのアクセスのほうが断然便利といえます。ただ、読売ランド前駅が、1日平均乗降人員は33,871人と、約3倍の規模を誇っています。

 里山と住宅街、さらに遊園地園の表玄関という様々な顔を持つ駅で、骨伝導ヘッドセットは何を聴いたのか? 特許技術に裏付けられた製品が、その答えを持っています。

          ⇒ 特許技術製品の骨伝導機器

 多面性の駅と最新技術の骨伝導の組み合わせで、秋の一日を堪能できました。

大宮八幡宮を骨で聴く

2011-10-24 17:13:13 | 骨で聴く巡礼旅

 知る人ぞ知る「東京のへそ」「子育・厄除八幡さま」として1000年の歴史を誇る大宮八幡宮は、杉並区の方南と通りが井の頭通りにぶつかる手前にあります。

 歴史をさかのぼると、第70代の後冷泉天皇の天喜年中(1053〜57)に至ります。この時代、奥州の乱を鎮めよとの勅命をうけた鎮守府将軍・源頼義公の軍がこの地にさしかかりました。すると、大空には白雲が八条にたなびいて、あたかも源氏の白旗がひるがえるような光景となったといいます。

 これは八幡大神の御守護のしるしである!

 源頼義公は喜ばれ、乱を鎮めた暁には必ずこの地に神社を構えることを誓いました。その結果、見事に奥州を平定して凱旋した際に、誓いの通り康平6年(1063)、京都の石清水八幡宮より御分霊をいただいて、ここに神社を建てました。これが大宮八幡宮の創建の縁起です。

 源頼義公の子である八幡太郎義家公も後三年の役のあと、父にならい当宮の社殿を修築し、境内に千本の若松の苗を植えたと伝えられています。

 この地は、旧境内地から弥生時代の祭祀遺跡が発掘されたくらい、太古からの聖域として現代まで続いている場所です。



 応神天皇を主祭神とする大宮八幡宮は、まさに聖域の空気を保ち、源氏の勝利に導くだけのエネルギーに待ちあふれています。いつものように骨伝導とともに参拝し、このパワーを手に入れました。今回は骨伝導の定番である「きくちゃん」を装着し、首からぶら下げるスタイルをとりました。

          ⇒ 骨伝導定番「きくちゃん」

 東京の意外なパワースポットだと思いますので、骨伝導とともにぜひ参拝してみてください。お勧めです。


恵比寿駅を骨で聴く

2011-10-14 12:16:16 | 骨で聴く鉄道駅

 ビール工場の名称から地名になり、駅名になった恵比寿駅は、サッポロビール恵比寿工場が千葉県船橋市に移転したことで、跡地再開発として恵比寿ガーデンプレイスという複合施設の最寄り駅という位置づけになりました。

 骨伝導ヘッドセットとともに今回は恵比寿駅を訪れました。

 JR東日本のデータによると、1日平均乗車人員は130,245人で、第21位にランクする駅です。東京メトロ日比谷線の平均乗降人員も98,876人で、都会らしい規模を誇っています。
 ただし客観的に見て、山手線の駅であり、埼京線・湘南新宿ラインが停車する駅という観点から見ると、他の駅が池袋駅・新宿駅・渋谷駅・大崎駅ですから、規模としてはその中で最小といえるでしょう。
 ただ隣の渋谷駅と異なり、山手線ホームと埼京線・湘南新宿ラインホームが隣に並んでいる関係で、両ホーム間での乗り換えは便利といえます。この乗り換えの利便性は、渋谷駅だけでなく新宿駅も避けて恵比寿駅で乗り換える人もいるようです。

 またこの駅の特徴は、ご当地発車メロディとして全ホームで「ヱビスビール」のCM曲・映画『第三の男』のテーマ曲が採用されていることです。1番線のホーム側壁にはヱビスビールの看板をあしらった照明まで設置されています。

 こんな恵比寿駅で発車メロディと雑踏の奏でる音を骨伝導で聴きます。騒音対策としての骨伝導も有効ですが、耳ではなく骨から「聴く」ことで、恵比寿駅の風情も少し変わったような印象を抱きます。

          ⇒ 手軽な骨伝導製品

 また恵比寿駅周辺には隠れた名店も多数あり、ビールを飲みに行くだけでなく街そのものを楽しむこともできます。その玄関口の恵比寿駅は、この規模が一番あっているのかもしれません。

 

よみうりランド聖地公園を骨で聴く

2011-10-13 13:34:51 | 骨で聴く巡礼旅

 東京郊外のよみうりランドといえば、子どもたちの歓声が響く遊園地ですが、実はその一画に「聖地公園」という仏教ワールドがあります。京王線の駅からゴンドラ「スカイシャトル」に乗ると、不思議な仏教世界の聖地公園を空から見ることができます。園内からは、アシカショーの入り口の左端から行くことになります。但し、そこは通用口のような連絡路で、「聖地公園 入り口」という看板は決して目立つものではありません。

 聖地公園は、ほとんど訪れる人もないエリアですが、その歴史は古く、「娯楽・宗教・文化・スポーツ」というよみうりランド創業時の4大コンセプトのうちの一つだったのです。したがって、1964年の開業当初から設けられていたゾーンです。

 今回はこのエリアに骨伝導とともに訪れ、いつもの骨伝導巡礼を試みました。
 特許技術の骨伝導ヘッドセットを装着しての冒険です。

          ⇒ 特許技術製品専門の骨伝導製品

 なかなかディープなエリアです。
 まずは脇戸付高麗門、一重切妻造、左右袖塀付、総本瓦葺」‥‥という約600年前の建築で、以前は京都御所にあったという「聖門」。
 聖地公園のシンボルともいえるのは、スリランカの寺院を模し、御影石で作られた四面向拝の殿堂です。ここは聖地公園の中では一番高い位置にあり、ゴンドラの中からも一番目立ちます。中には釈迦の仏舎利と聖髪が収められているという、東南アジアでよく見るものです。
 ただ聖髪が収められているというのは、昭和39年にパキスタン政府から故正力松太郎氏(かつての読売新聞の社主)に寄贈されたものという、実に由緒あるものです。実際、この聖髪というのは、海外でもあまり目にすることがなく、日本においては他では一切聞いたことがありません。そういう意味でもここは貴重な存在といえます。

 他には、鎌倉時代後期の作の妙見菩薩像を安置している妙見堂、仏教各宗派の開祖の像などがあります。特に開祖像は見ごたえ十分です。
 日本の仏教各宗派の開祖が並んでいる姿はなかなか見る機会がないでしょう。

 ちなみに、向かって左から最澄、空海、法然、栄西、親鸞、道元、日蓮、良忍です。

 多宝塔も存在感が強く、鎌倉時代初期に作られたものだそうです。しかも中には高野山本願寺の本尊であった十一面観音像が安置されているという、とても貴重なものです。

 ちなみに仏教関係とは関係のないものあり、それはそれで妙に味が出ています。江戸城、亀山天皇の御像、インカ帝国の石彫、陶製オーム彫刻等々、不思議ワールドです。

 遊園地の敷地内にこれだけの世界があり、しかもほとんど人が来ないというのが素晴らしいといえます。骨伝導による脳波と、この異空間があわさり、何とも心地よい気分を味わいました。

関帝廟を骨で聴く

2011-10-11 17:30:55 | 骨で聴く巡礼旅

 横浜に關帝廟が開かれて、まもなく150年を迎えます。

 徳川時代の鎖国状態から日本が開国し、横浜の港が開かれたのは幕末の1859年でした。このときから外国人が日本へと正式に立ち入ることになるわけですが、黒船からのイメージで西洋人が来日しただけではありません。多くの中国人も商人や職人として横浜を訪れました。外国人居留地で生活するようになり、1862年には、一人の中国人が關羽の木像を抱いて、現在の中華街にささやかな祠を開いたといわれます。

 これが横浜の關帝廟の始まりであり、幕末から現在へと連なる、横浜華僑華人の歩みと重なることになります。

 1871年には、華僑たちの募金によって、本格的な關帝廟が建立されました。

 1886年になると、關帝廟の敷地の拡張が行われ、さらに1891年には中華会館と關帝廟の大改築が行われました。さらに關羽のご神体が香港から運ばれました。

 關聖帝君とは、西暦160年前後の後漢、三国時代にかけて活躍した実在の武将です。これが主神として、ご利益は交通安全・商売繁盛・入試合格・ 学問等々となっています。

 ここに来ると日本ではない感覚を誰でも持つことでしょう。それほどまでにインパクトのある場所です。骨伝導とともに喧騒にあふれた横浜中華街の中で、霊験ある空間と異国情緒を堪能できます。
 骨伝導とともに巡礼してきた旅ですが、時にはこんな空間を骨で「聴く」ことに新鮮さを感じます。

           ⇒ 骨伝導最新製品
 
 異国情緒の中で骨伝導とともに「聴く」音色は、横浜の街の一部となっているのかもしれません。

カリフォルニアアシカを骨で聴く

2011-10-07 11:14:25 | 骨で聴く動物

 海棲哺乳類のカリフォルニアアシカはカナダのブリティッシュコロンビアからメキシコ南部が生息域といわれています。しかし実際は、アメリカのカリフォルニア州北部からメキシコ・カリフォルニア半島にかけての地域が中心なようで、まさに名前と住所が一致しているといえます。
 
 かつての日本沿岸に生息していたニホンアシカも、カリフォルニアアシカの亜種とされているようです。
 一夫多妻のカリフォルニアアシカは、1頭の雄が10頭から20頭のメスを率いているようで、人間の世界ではまさにハーレム状態です。

 カリフォルニアアシカの顔は犬のような鼻づらになっています。鬣(たてがみ)は成熟とともに大きくなり、特にオスとても高く盛り上がるのが特徴です。さらに高齢になってくると、鬣だけでなく、鼻づら、目の周りまでもが白っぽくなってきます。

 メスの場合は、頭はほっそりとしていて、鼻づらの先端へ向かって、なだらかに細くなった顔をしています。これは幼体にも共通することで、大きな幼体とでは性別の識別は非情に難しくなります。

 アシカであるだけに、独特の声を出します。
 骨伝導を使って耳からだけではなく、骨からもアシカの声を聴くと、何だか会話しているような気分になります。ただし、米軍で採用された特許技術の骨伝導製品でないと、この感覚までは至らないかもしれません。

          ⇒ 米軍採用の骨伝導製品

 時にはアシカの世界をのぞいてみて、骨伝導で会話を聴くのも日常を離れた「癒し」だといえるでしょう。

相模川ふれあい科学館を骨で聴く

2011-10-04 10:35:20 | 骨で聴く体験記

 秋が急速に深まってきたので、ヘルメットを被っていても快適に走行できるようになりました。そこで神奈川県の相模川まで足を延ばすことにしました。もちろんヘルメットには一瞬にしてヘルメット全体をスピーカーに変えてしまう、驚異の特許技術・骨伝導シェルショッカーが装着されています。骨伝導スピーカーVibraudioの特許技術を利用した革新的な振動ドライバーをヘッドセットに装備したものです。

          ⇒ 骨伝導シェルショッカー

 相模川の流れに沿って北上し、途中で住宅街の一角のような場所にある「相模川ふれあい科学館」に入りました。
 113キロある相模川の上流から河口に至るまでの様子を全長40メートルの水槽で表現したものがあり、普通の水族館とは異なった興味深さがあります。相模川の各流域の特性に合わせた流れが再現されていて、しかも川底の様子や植物の変化まで演出しているのは驚きです。
 相模川の流域にあわせた魚類、両生類、甲殻類などの小動物も展示されています。

 科学館というだけあって、滝、うず、せせらぎ、浸透などいろいろな流れを組み合わせた装置で、水力発電、水車、サイホンなどの川の技術も紹介しています。

 規模は決して大きくありませんが、なかなかどうして悪くないです。魚の声も骨伝導で聴いてみたくなります。そんな秋の日のささやかな贅沢気分です。