骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

三島稲荷神社を骨で聴く

2013-06-28 10:04:05 | 骨で聴く巡礼旅

 山手線五反田駅から桜田通りを渡ると、そこは以前、三業地として栄えていた地域です。三業地とは、料理屋・待合・芸妓屋の3業が集まって営業している地域の俗称です。
 しかし現在では、大小企業とマンションが林立する商業地域と変貌し、かつての三業地の面影は皆無という状態です。

 そんな一角、大きなマンションの自転車置き場の奥に、三島稲荷神社は鎮座しています。都会の神社は規模が小さく、ビルの片隅にひっそりとして鎮座してることが多くありますが、ここは完全なマンションの中です。

 延宝年間の創建といわれ、現在の場所に移ってきたのは、昭和57年のようです。場所が場所だけに一般の参拝者がいるようにも思えません。マンションの自転車置き場を通らなければ行けないことから、どうしても不法侵入になりそうです。

 それでも徳川幕府の時代から続く神社であり、御祭神が大山祇命と倉稲魂命という由緒ある聖域ですから、気軽に参拝したくもなります。今回は最先端の骨伝導機器とともに、不思議な空間にある三島稲荷神社へ骨伝導巡礼しました。

 昼時だとかなりのサラリーマンが周囲にいるのが確認できます。クルマの騒音より、人々の喧騒といった雰囲気です。骨伝導機器もこんな場所では騒音対策が完全に実現されます。難聴の方でも骨伝導「きくちゃん」を首からぶら下げれば、安全に参拝できます。都会の中で、きくちゃんとともに不思議な空間に鎮座する神社へ行くのは、実に興味深いものです。

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永福町駅を骨で聴く

2013-06-19 18:49:23 | 骨で聴く鉄道駅

 京王電鉄井の頭線の中では急行が停車するだけでなく、各駅停車との待ち合わせまでする駅は、永福町駅を除いて存在しません。それだけ重要な駅という位置づけですが、裏を返すと他の急行停車駅(下北沢・明大前・久我山)は、2面4線というホームを持っていないことになります。

 渋谷から吉祥寺までの距離が短いことを考えれば、それほどの不自由を感じないことになるのでしょう。井の頭線が都心から放射状に伸びる他の私鉄路線と一線を画しているのも影響しているようです。
 
 ところでこの路線では永福町駅のすぐ隣、距離にしてわずか700mしか離れていない西永福駅は以前に取り上げたことがあります。

          ⇒ 西永福駅を骨で聴く

 永福町駅から西永福駅に向かった場所には、引き込み線があり、井の頭線の車両の搬入や、廃車車両の搬出の際にも活用されています。そのすぐ隣、井の頭通り側には京王バス東の永福町営業所があり、多くのバスが停車しているのを見ることができます。

 また、西永福駅と同じように駅舎が全く新しくなりました。
 地下駅舎だったものが、橋上駅舎へと変貌し、従来からのメイン出口だった北側だけでなく、南側にも出入口が開設されました。
 さらに駅ビル「京王リトナード永福町」が開業したことで、主要駅らしい雰囲気が醸し出されるようになりました。

 一日平均乗降人員は29,875人で、隣の西永福駅の18,087人より1万人以上多い数字となっています。しかし急行停車駅としては、明大前駅が33,684人で、京王線・井の頭線乗り換え客の数値では169,104人、下北沢駅が127,124人で、圧倒的な差が生じています。

 永福町駅の周辺は線路と直交する永福通りと、線路の北側をほぼ並行に走る井ノ頭通り、西永福駅方面に400m程行った場所に荒玉水道道路がありますが、基本的に住宅です。
 永福通りをそのまま南下し、甲州街道を横断してさらに進めば京王線の下高井戸駅に至ります。徒歩だと30分くらいの距離でしょう。

          ⇒ 下高井戸駅を骨で聴く

 新宿方面行きのバスが駅前から頻繁に出ていて、これに乗車すればどの駅からも遠い大宮八幡宮も気軽に行くことができます。

          ⇒ 大宮八幡宮を骨で聴く

 さらにそのバスに乗っていると環七を通過します。
 その場所が地下鉄丸ノ内線支線の方南町駅です。そう、骨伝導の特許技術をもつテムコジャパンがある場所です。バスもその本社ビルの真横を通ります。
 米軍に採用された特許技術の骨伝導製品を生産する会社ですが、メーカー直系の販売店は多くありません。安心して骨伝導の威力を堪能するなら正規販売店です。

          ⇒ テムコジャパン製品専門店

 さて、今回は永福町駅からバスに乗車してしまいましたが、骨伝導ヘッドセットとともに小さな旅の出発点としては、永福町駅は悪くありませんでした。

真徳稲荷神社を骨で聴く

2013-06-18 12:13:34 | 骨で聴く巡礼旅

 東京の中心部・千代田区の区立千代田小学校のすぐ近くにある真徳稲荷神社へ、骨伝導ヘッドセットともに参拝に行きました。都会の神社らしく、小さいながら何ともいえない存在感を醸し出しています。

 やはりこのエリアでは突出して神田明神が有名な神社となりますが、この真徳稲荷神社も神田明神との関係がありそうです。神田明神の鎮座と同時期に京都伏見稲荷大明神の御分霊を勧請したものだそうです。
 それだけの歴史を誇る神社ですが、明治6年には神田明神の兼務社となったようです。

          ⇒ 神田明神を骨で聴く

 以前に神田駅の近くにある神田佐竹稲荷神社にも参拝に行きましたが、ここも祭祀は神田明神の神職が兼務するようになり、護持は地元有志に委ねられ、火伏の神様、商いの神様、さらには神田の守護神として機能していました。

          ⇒ 神田佐竹稲荷神社を骨で聴く

 真徳稲荷神社の社殿は太平洋戦争の戦災により焼失してしまい、同じ地域(神田司町)の二つの稲荷神社を仮社殿に合祀したといいます。

 境内掲示の文章によれば、昭和27年には、町会結成禁止の解除に伴って、3稲荷神社を伏見大社へ還座しました。そこで改めて御分霊を勧請し、真徳稲荷神社として発足しましたそうです。

 都会の神社は境内も狭く、周囲の騒音が祀られている神に直接届く構造になっています。それでも鎮座し続け、地域のシンボルともなっているのが特徴です。
 耳だけでなく骨から脳へ、直接音声を伝達する骨伝導機器を使って参拝することにより、都会ならではの参拝が生まれてくるような気がします。

 ただし、米軍で採用された特許技術を誇る骨伝導製品でなければ意味はないでしょう。やはり神への祈りには「本物」でなければならないと確信します。

          ⇒ 特許技術の「本物」骨伝導製品

神田川・善福寺川合流地点を骨で聴く

2013-06-03 09:42:59 | 骨で聴く癒しの世界

 米軍に採用された特許技術の骨伝導機器を製造するメーカー・テムコジャパンは東京の杉並区方南町にあります。あまりこの種の企業がある地域ではなく、典型的な住宅街という立地です。

 地下鉄丸ノ内線は中野坂上から支線が出ていて、その終点が方南町です。環七通りに面していて、地下鉄の駅の上は方南通りになります。この道路を挟んで南北に下りの傾斜があり、降りきった場所にそれぞれ川が流れています。

 北側に善福寺川、南側に神田川です。

 その合流地点へ骨伝導機器とともに向かいました。都会の川なので、それほど迫力があるわけではなく、感動的な出会いがあるわけでもありません。それでも東京を代表する川が合流するので、何となく意味を見出してしまいたくなります。

 神田川と善福寺川の合流地点は、昭和初期から段階的に行われた区画整理事業によって現在の姿になったものです。昭和16年に中野土地区画整理組合、和田堀町第二土地区画整理組合が相次いで発足し、合流地点以降の神田川と善福寺川の改修がなされたことによります。

 改修により神田川の流路が本来のものより左岸段丘寄りになりました。そのため、合流地点が現在の場所になったわけですが、これは本来の位置からすると100メートル近く上流移ったことになります。

 現在では本来の位置と現在の位置との間に、中野富士見町駅から中野車両基地への引き込み線があります。

 そんな都会の川の合流地点に行き、しかも骨伝導の特許保有メーカーのお膝元ということで、耳だけでなく骨からも川の音を聴いてみます。しかし静かな流れに音はほとんどなく、住宅街の日常の音だけが入ってきます。でも、これはこれで悪い感じはしません。

          ⇒ 世界的特許保有の骨伝導製品

 テムコジャパンへ骨伝導体験に来られた方は、ぜひここまで足を伸ばしてみたらいかがでしょうか。