国道17号線のバイパス・通称「上武国道」から、川沿いに入った場所にくぬぎ林が広がっています。その足元一面に彼岸花が咲き誇っています。
真っ赤な彼岸花が豪華に咲き乱れている光景は、まさに彼岸の世界かもしれません。真っ赤に燃える彼岸花の群落です。
別名を「曼珠沙華」という彼岸花は、秋の彼岸ごろから開花することに由来するといわれます。またこれを食べた後は「彼岸(死)」しかない、という説まであります。
これは彼岸花が有毒植物であることに関係するかもしれません。特にアルカロイドを多く含み、間違って口にした場合は、吐き気、下痢などの症状が出ます。ひどい場合には中枢神経の麻痺を起こし、死にいたることもあるようです。
早川淵の咲き乱れた彼岸花を前に、骨伝導ヘッドセットを装着してみます。
骨で聴く彼岸花です。
骨伝導は耳ではなく骨から脳へと音声を伝えます。
彼岸花の赤い色と、骨伝導を通じて脳へと伝わる音が、絶妙な味を出しています。
秋の日、骨伝導と彼岸花は最高の取り合わせかもしれません。