骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

自転車旅も骨で聴く

2007-02-28 17:03:41 | 骨で聴く癒しの世界
(編集部より)
 今回は特別寄稿コラムを掲載します。筆者は電子書籍で出版しています。こちらで確認してください。

 さすがに、暖冬とはいえ冬の長距離自転車旅はなかなか決行できません。なぜかというと、

 やはり"寒い"からです。

 去年の晩秋に片道50キロくらいのをやったことがありますが、やはり帰路の寒さにはかなりこたえました。春から秋にかけてであれば(しかも晴れなら)全行程を快適に走破することができます。

 ところで、自転車旅は都心部を抜け田舎の風景に変わってくると同時に、聞こえてくる音も変わってきます。自動車や都市部特有の喧噪音など。これらが距離を重ね、徐々に周りの風景が田園や山や青空や雲の""に支配されるようになると、"喧噪音"がいわゆる"空気の音"になってきます。喧噪音は

 「ガー」
 「ブォーン」
 「ガン・ガン・ガン」
 「ワイワイ」


 などであり、いやでも耳に入ってくる音です。「うるせーな」と思えば耳を塞げば聞こえなくなるか、またそうでなくとも和らげることができます。

 それに比べて自然の中の空気の音は、耳から強制的に入ってくるというより、なんだか身体全体に染み込んでくる感じがするから不思議です。山々から下ろされてくる"冷気の音""遠くの渓流のせせらぎの音"これらは、耳から入り、外耳や中耳を経て感覚中枢に辿り着くというより、身体全体の皮膚感覚から骨を経て直接我が感覚中枢に訴えかけてくるかのように感じます。自然体のなかで自分が心も身体も身を委ね受け入れたい音とは、ひょっとするとすべて身体(骨)で感じるものであるのかもしれません。

(再び編集部より)
 と、いうわけで骨で聴く旅に出かけましょう。今すぐ下記をクリック!
 ⇒骨で聴くドットコム

                              


宇都宮餃子を骨で聴く

2007-02-28 13:08:10 | 骨で聴く癒しの世界

 栃木県の芳賀町へ行ってきました。
 もちろん、愛用のフルセット「きくちゃん(⇒詳細はこちらのページです)」と一緒です。都市近郊の農村地帯のようでしたが、それなりの規模の工業団地もあり、繁盛していそうな日帰り温泉施設もありました。

 この芳賀町には鉄道が走っていません。最寄は宇都宮駅でしょうか? そこから東へかなり進んだ町です。
 そこで帰りの宇都宮駅近くで宇都宮餃子を堪能しました。でも、宇都宮餃子って何でしょう? 

 とにうかく骨で聴きます。

 餃子の皮からからジワッ!

 骨から脳に伝わります!

 やはり餃子は理屈いりません。

                                              

かけそばを骨で聴く

2007-02-26 16:08:11 | 骨で聴く体験記

 駅のファーストフードといえば、パンよりもそばうどんです。
 俗に、「立ち食いそば(うどん)」「スタンドそば(うどん)」「駅そば」等々と呼ばれるものです。時間のないサラリーマンや、お金のない貧しい者には強い味方です。

 かつては女性一人では入りにくい場所でしたが(今でも基本的にかわりませんが‥‥)、堂々と立ったままそばを食べるという合理性が認識されつつあるようです(?)

 ところで、そばといえば「もりそば」が基本です。やはりそばは冷たいほうが堪能できます。でも、駅のそばは温かいほうが良いのです。独特ののどごしを楽しむのが目的ではありませんから、基本を抑えなければなりません。

 もちろん、ここでも骨で聴きます。

 今回も米軍採用の特許技術を使った骨伝導の「きくちゃん」をセットします。フルセットのお買い得バージョンは、以前はオプションだったヘッドホン(と、いっても耳をつかいません)が標準装備ですので、それを使います。

 ⇒今すぐフルセット「きくちゃん」を確認する

 慌しく行きかう駅の構内にある店、注文から落ち着く暇なく出されるそば。

 そばがするっとのどを通過する音、汁をすする音、基本のかけそばは具がありませんから、リズミカルな音が骨から伝わります。

 悪くありません。駅の喧騒の中、かけそばを食べ、骨で聴く至福のひとときです。
 誰もこんなことを骨で聴くなんて思わなかったでしょうが、だからこそ価値ある体験だと思います。
 次はきつねそばでチャレンジしようかと思いました。

                                               

補聴器を使わずに骨で聴く

2007-02-25 22:57:15 | 骨で聴く癒しの世界

 これが「きくちゃん」です。
 インターネットで検索すると「骨伝導補聴器」の名称になっているサイトがかなりあります。しかし、まったく同じ画像のようですが、これは補聴器ではありません。音声増幅器です。見た目だけでなく性能も一緒なのに、不思議な話です。

 やはり疑問がおきます。

 補聴器と音声増幅器の違いって‥‥なに?

 そこでまずgooヘルスケアで補聴器とは何かを調べてみましょう(⇒こちらのページです)。引用してみましょう。

『補聴器とは、難聴の人が音声を聞き取るために使用するもので、音声を増幅する機器です。あくまでも聴覚障害を補うための道具にすぎず、聞き取りを正常にするものではありません。』

 音声を増幅する機器とあります。音声増幅器と同じです。ますます分からなくなりました。ちなみに補聴器は管理医療器ですから、非課税で購入できます。音声増幅器は一般機器ですから、税での優遇がありません。

 本当に不思議な話です。

 実は管理医療器が曲者なのです。公的に補聴器として認可されると、まったく同一のものでも扱いが変化するのです。また認定を受けた機器は中身が少しでも変わると補聴器ではなくなってしまうのです。

 お役人のやる仕事ですなあ~。

 ということで本題に戻します。
 このブログで紹介している「骨で聴くドットコム(⇒詳細はこちらのページ)」では、補聴器をテーマにしていますが、決して通信販売はしていません。管理医療器と通販は合致しないという薬事法の解釈によるだけでなく、お客様との関係においても適さないと判断しているからです。

 しかし同一の機種でありながら、付属品の違いと性能アップをした関係で、新たな認可を受けていないもの、要するに音声増幅器は積極的に取り扱っています。

 代表的なものがフルセット(だから補聴器ではない)のお買い得「きくちゃん」です。これは骨伝導補聴器の認可製品よりもバージョンアップしているといえるでしょう。でも補聴器ではありありませんから、お客様は気軽に購入できます。

 では、その内容は?

 早く知りたいですか?

 だったら、こちらをクリックしてください。しかも今すぐに。

 ⇒補聴器でない「きくちゃん」のページへ


釜飯を骨で聴く

2007-02-25 17:19:36 | 骨で聴く癒しの世界


 真ん中にウズラの卵、紅生姜、栗、タケノコ、ゴボウ、鶏肉、椎茸、グリンピース、最後にアンズが入り、ご飯は茶飯になっている名物の釜飯です。

 これが駅弁の人気ランキングで必ず上位にランクされる「峠の釜飯」なのです。

 ただ、この駅弁のある横川駅は信越本線にあり、長野新幹線の影響でここから先の路線が廃線になったことにより、単なるどん詰まりのローカル駅になってしまいました。
 それでも「日本最古の駅弁屋」として「峠の釜飯」を売るおぎのやは、代わりにドライブインや新たな店舗展開で、名物の釜飯を普及させています。

 やはり、都内から軽井沢に行くのにはこの釜飯を食べずにはおられない人は大勢いるでしょう。

 また、終着駅になった関係で、碓井峠鉄道文化村もできました。
 アプト式時代の横川駅や、江戸時代の峠越えをバーチャル体験できるのは興味深いものです。さらに、貴重な文書や歴史資料、開通時の時刻表、機関車の図面、地図、記録写真、機関車の歴代模型や制服の変遷史など、かなりマニアックなコレクションまで揃っています。
 鉄道ファンにはたまらない場所かもしれません。

 それでは、釜飯を骨で聴きながら食べましょう!

 今回も超お買い得のフルセット「きくちゃん(⇒詳細はこちらです)」を使用します。
 駅弁なので冷えているかと思いきや、けっこうあたたかく、思わず嬉しくなりました。おそらく購入時のタイミングなのでしょうが、これはまさにラッキーです。

 骨から伝統の駅弁の食感が伝わります。

 さすがおぎのやの釜飯、それに特許技術の最新骨伝導機器です。この組み合わせは誰も考えないでしょうが、本当にサイコーです。

 これだから骨で聴く旅はやめられません。




鯨統一郎を骨で聴く

2007-02-25 01:14:37 | 骨で聴く癒しの世界


 舞台はカウンター席だけの地下のバー。
 登場人物は新進気鋭の美人歴史学者とバーテン、そして謎の雑誌ライターの3人に、傍観者の1人だけです。

 しかしここで繰り広げられることは、日本史、いや世界史をも覆してしまう歴史の謎の解明です。
 初めて3人が顔をあわせたとき、「ブッダは悟りを開いていない」で、激論のゴングがなりました。

 鯨統一郎氏の小説の中での話です。

 いわゆる歴史ミステリーなのでしょうが、学者がまともに相手にしないような珍説が説得力をもって展開されていきます。これを荒唐無稽といえるかどうか?

 今までの常識を覆す展開に、心地よい気分を味わう方も多いのではないでしょうか?

 鯨統一郎氏という作家は、そんな作品を発表されます。ただ個人的には、このような連作短編は秀逸なものの、長編はいまひとつな気がしてしまいます。(えらそうなことをいって申し訳ありません)

 上の画像では東京創元推理文庫の2冊の本をスキャンしたものですが、左側のデビュー作『邪馬台国はどこですか?』で扱うタイトルと簡単な照会文を以下に示します。

 ①悟りを開いたのはいつですか?
    ブッダは悟りを開いていない!

 ②邪馬台国はどこですか?
    畿内説に九州説なんて関係なしの邪馬台国比定地はここだ!

 ③聖徳太子はだれですか?
    聖徳太子は実在したのか? そしてその正体とは!

 ④謀反の動機はなんですか?
    明智光秀の謀反に隠された真実を暴く!

 ⑤維新が起きたのはなぜですか?
    明治維新には黒幕がいる! その驚くべき人物とは?

 ⑥奇跡はどのようになされたのですか?
    イエス・キリストの復活は大胆不敵にも人類史上最大のトリックだった!

 きれいに5W1Hになっています。なんとなく興味を惹かれませんか?
 常識の厚い壁を売り砕くような内容なのは、ここからでも想像できるかもしれません。

 ところで、常識の壁といえば、音を聞くことは耳からだけという常識を持っていませんか? 両耳をふさいで何か声を発してみてください。ご自身の声が聞こえませんか?

 そうなんです。骨を通して聞こえてくることに気づくはずです。これが骨伝導なのです。難聴者の方でも耳が悪くなったとはいえ、骨伝導で聞くことが可能な場合が多いのです。しかし骨導値も低くなっているため、骨伝導には限界があると思っている補聴器販売店の方が多くいるのも事実です。

 でもそんな方は、鯨統一郎氏の本を読んで、常識だと思っていることを捨てたほうがよいでしょう。

 爆音でも聞こえるように開発された特許技術の骨伝導スピーカーは、常識をはるかに超えたすごさです。もう、体験するしかないでしょう!

 今すぐ、「骨で聴くドットコム」へ行きましょう。

  ここをクリックして、常識を覆しましょう!


地質学を骨で聴く

2007-02-24 17:40:33 | 骨で聴く癒しの世界


 明治10年、現在の東京大学に地質学科が創立されました。
 西欧の近代地質学が初めて日本に導入されたのです。初代教授として招かれたのがナウマン博士でした。

 翌11年、ナウマン博士は地質学の調査として絶好の場所を訪れました。それが埼玉県の長瀞でした。

 長瀞は荒川の中流域にあり、現在では国指定の名勝・天然記念物の「長瀞岩畳」があることで知られ、またライン下りなども名物になっている場所です。
 偉大なる自然が創り上げた景観は、まさに芸術品とよべそうなほどです。ラフティングやカヌーも盛んで、都心からも遠くないことから、気軽に出かけられる観光スポットになっています。

 ナウマン博士が調査に訪れたのも、まさに的確な条件を満たしていた場所だったからだといえるでしょう。
 以来、長瀞一帯は日本の地質学上重要な研究拠点となりました。ここから数多くの優秀な地質学者を育て、輩出してきました。
 冒頭の画像にあるように、「日本地質学発祥の地」の碑も、大げさなことではないのが分かります。

      

 秩父鉄道の上長瀞駅です。
 熊谷方面からだと、長瀞駅の一つ先になります。
 喧騒の長瀞駅を避けて、この駅に降り立ちます。ここから荒川の河原に出ても、長瀞の良さは分かります。長瀞駅まで歩いても苦にならない距離でもあります。

 骨で聴きましょう。

 自然の芸術と日本地質学を骨から取り入れるのです。
 空気振動からでは感じられないものを骨から取り入れることにより、長瀞を最高に堪能するのです。

注意骨で聴くことが理解できない方は、お手数ですがまず知識を入れてから続きをお読みください。

              ⇒今すぐ知識を仕入れる。

 荒川の流れが骨から入ってきます。耳から感じる音と異なり、直接脳に届いているような感覚が生まれます。流れが心地よい旋律を奏で、脳波がシータ波、やがてアルファ波になってきたようです。
 これが癒し効果なのでしょうか? 分かりません。
 そんな理屈は一切必要ないのです。体験すれば分かることを、あえて言葉にする必要はないでしょう。

 ここで使った機器は、補聴器ではありません。
 米軍が採用し、特許の技術を惜しみなく使った音声増幅器です。しかも現在、超お買い得になったものです。その正体とは‥‥

 フルセットの「きくちゃん」です!

 必見の情報は、下記をクリックしてください。

           ⇒未だかつてない驚嘆の「きくちゃん」はこちら!

 地質学と荒川の自然を堪能したあとは、温泉にでも浸かり、満足して帰路につきます。こんな贅沢は他にありません。断言します。

  
                       


清水寺を骨で聴く

2007-02-24 15:23:36 | 骨で聴く巡礼旅

 京都東山にある有名な清水寺ではありません。
 ここは群馬県の商都・高崎市にある真言宗豊山派の古刹・清水寺です。

 高崎というと白衣大観音が有名で、大観音像のある山そのものも観音山とよばれています。この清水寺も観音山の中腹にありますが、寺院としての歴史はこちらのほうがはるかにあるのです。

 麓の住宅街から突如現れる石段は、決して整備されているわけではなく、しかも白衣大観音の喧騒がウソのように静まりかえっています。一歩一歩のぼり始めます。

 このとき忘れてならないのが、愛用の「きくちゃん」です。オプションだったヘッドセットが今では標準でついていますから、「きくちゃん」専用のスピーカーではなく、両耳にかけるタイプのヘッドセットを装着します。ちなみにどちらも特許技術なのはいうまでもありません。

 ⇒「きくちゃん」のお買い得情報はこちらです。

 石段の数がどれだけあるのか分かりませんが、かなりの数を登ります。最初に訪れたのは夏でしたが、このときは汗で着替えが2枚必要なほどでした。冬でも念のため1枚は用意しておいたほうが良いかもしれません。

          

 大同3年というと、西暦では808年、征夷大将軍の坂上田村麻呂が蝦夷征伐の兵士の健勝と武運長久を祈るために、わざわざ平安京の清水寺から勧請し、開基したと伝えられる寺院です。
 だから京都の清水寺と同じ名前なのも意味があったわけです。

 石段を登りきり、道路を横切るとようやく山門にたどり着きます。そして境内に足を踏み入れるわけですが、ここで正面に観音堂を見ることになります。さらに、参道の規模に対して境内が広くないことを知ります。

 観音堂は大悲閣とよばれ、堂内には狩野常信筆の大絵馬一対であるばかりでなく、和算の大家として知られる斉藤宣義が奉納した算額があるそうです。

 本尊は千手観音菩薩です。と、いうことは観音山とは、この古刹に由来していることが分かります。なぜなら白衣大観音は昭和の建立で、歴史がまったく違います。

        

 高崎市は東京から上越・長野各新幹線で1時間を要さないほどの距離です。首都圏在住者はわざわざ滞在して、観光するということはまれでしょう。しかも、観音山に来てもこの清水寺に寄ることもないでしょう。
 でも、観音山の由来となった清水寺は、高崎を語る上でも大きな意味を持つと思います。一度、たずねてみてはどうでしょうか? 

 そしてこの静寂さは、骨で聴く世界にも癒し効果を与えてくれました。
 あくまで個人の感想ですが、喧騒の観光地にはない霊験あらたかな空気が、骨を通して脳へと入ってきた感じがします。

 ⇒骨で聴くドットコムのTOPページはこちら

 悪くない旅でした。心身の毒素が浄化されていくのを感じました。





シャワーを骨で聴く

2007-02-23 17:08:27 | 骨で聴く癒しの世界


 シャワーの音は、自然の滝の音と違います。
 マイナスイオンの発生とかは別にして、大自然の雄大な水の奏でる音と、機械的に一定のリズムで流れ落ちるシャワーの音とは、異なって当然と言えるでしょう。

 シャワーは実用的なものですから、滝と比較すること自体が間違っているのかもしれません。

 さて、そこで、このシャワーの音を骨で聴いてみましょう。いつものようにフルセット「きくちゃん(⇒詳細はこちらです)」を装備して、浴室へと向かいます。

 特許技術の骨伝導スピーカーは生活防水になっていますが、シャワーには耐えられませんので、注意が必要です。

 誰か浴室に入っています。
 チャンスです。骨で聴きましょう。

 おや? 中にいるのは女性です。
 覗きと勘違いされては困ります。退散しましょう!

 と、いうことで、前回の汽車ポッポに続き、今回も失敗してしまいました。


汽車ポッポを骨で聴く

2007-02-23 01:08:59 | 骨で聴く鉄道駅

 東京の世田谷通りと平行して、ミニ汽車ポッポが停車しています。かわいらしい汽車ポッポですが、どんな路線でしょうか? 

 世田谷線? 

 まさか、そんなはずはありません。

 では遊園地?

 いいえ、違います。

 もちろん、ここは駅ともよべません。


 実はあるお寺の境内なのです。

 線路は境内を巡り、参道を踏み切りで横切り、本堂の前を通り、弘法大師像を見上げ、裏手へと延びています。その先にあるのは幼稚園です。

 この汽車ポッポは、園児のための乗り物だったのです。
 山門前に踏み切りのある寺院はありますが、本堂のまん前に線路がある寺院はきわめて珍しい存在でしょう。
 そして園児たちをやさしく見守る弘法大師像も、ほほえましく感じます。

 いつものように骨で聴きましょう。

 愛用の特許技術満載の「きくちゃん(⇒詳細ページはこちら)」を首からぶら下げて出かけました。

 ところが‥‥

 幼稚園の休みの日に行ってしまい、汽車ポッポの動く姿も園児の声も皆無でした。

 無念です。

 このブログ開始以来、初めての失敗です。だったら掲載するなといわれそうですが、難聴でも大丈夫! という骨伝導ブログは、失敗もそのまま出すのです。出し惜しみは一切しません。

 お詫びに骨伝導の驚異の世界へご案内します。今すぐ体験されたい方は、下記をクリックしてください。

           驚異の入り口です


畑を骨で聴く

2007-02-22 11:19:04 | 骨で聴く癒しの世界

 日本の都市部以外では、どこにでもあるような風景です。名所・旧跡があるわけでもないので、特別な用事がなければここに立ち止まることはないでしょう。今回はそんな日常の中の当たり前の光景についてです。

 
 その日、私は愛用の「きくちゃん(⇒詳細はこちら)」を携えて、愛車に乗り込んだのでした。特にどこへ出かけようかと思っていたわけではなく、ただ何となく気分転換がしたかっただけでした。

 10年以上前の愛車は決してパワフルではありませんが、気分に任せて入り込んだ農道を快適に走ります。低い山の稜線が視界の右に、左に、正面にと移動し、わずかな起伏に沿っていることが分かります。

 やがて平坦な場所に、斜面の地より広い畑が広がりました。愛車を停めます。外に出て深呼吸。風は強くありませんが、肌を刺すような冷気が全身を覆うのが分かります。

 平凡な風景を見渡します。感動を呼ぶものではありません。しかし、なぜか懐かしい気分になります。
 私の家は農家ではないし、生まれ育ったのも新興住宅地です。こんな畑の風景を懐かしむ理由はありません。でも‥‥

 懐かしく感じるのです。

 もしかしたら日本人という私のDNAに刻まれた「日本人の原風景」なのでしょうか?
 それとも前世で見た光景なのでしょうか? 既視感‥‥デジャビュでしょうか?

 分かりません。
 問われることのない問いに対する答えと一緒で、どんな答えも意味を持たないかもしれません。だからこの光景を骨で聴きます。

 特許技術に裏付けられた驚異の骨伝導です。

 愛用の「きくちゃん(⇒詳細はこちら)」のスイッチを入れ、集音マイクを畑に向けます。耳からわずかな風の音が、骨から原風景の音が入ってきます。

 しばらく佇みながら骨伝導を体験していると、全身の寒さを感じてきてしまいました。寒さを忘れていたことを思い出したようです。
 愛車に戻り、地図を開きます。現在地がどこなのかを確認します。気ままに進んできたため、ここがどこなのか分かっていないのです。

 岐阜県‥‥、東京から随分と遠くへ来てしまったようです。帰路が大変です。


 

醤油を骨で聴く

2007-02-21 11:30:52 | 骨で聴く癒しの世界


 野田銚子竜野・小豆島といえば、醤油の全国四大産地といわれます。

 上の画像は小豆島の醤油の製造過程で、もろみ攪拌の光景です。

 もともと醤油の「醤」という字は、中国は周の時代からだといいます。発酵させてつくる調味料全般のことをいい、日本では奈良時代からだといわれます。

 たんぱく質を含む食材に塩を加えて発酵させ、その結果生じるアミノ酸などのうまみ成分と塩味を利用したものが「醤」なのです。だから肉醤や魚醤があるのです。
 しかし、中国や朝鮮半島から穀醤としての豆醤が伝わってからは、動物の殺生を禁じた仏教の影響とも相俟って、肉醤や魚醤は衰退したのかもしれません。

 今日に近い醤油が起こったとされるのは、紀州湯浅の地。安貞2年(1228)、禅僧覚心が宋の径山寺(きんざんじ)で味噌の製法を取得して帰国。その後、味噌の製造過程で槽底に溜まった液を煮物に用いれば美味であることに気付き、これが溜まり(たまり)醤油の源になったと伝えられています。

 日本人にはあまりに馴染んでいる醤油ですが、歴史を調べるとそれなりに興味深いものを感じます。

 もちろん、今回も骨で聴きます。

 醤油を骨で? 不思議に思うかもしれませんが、何も特別なことをするわけではありありません。骨伝導機器の「きくちゃん(⇒詳細はこちらです)」をセットし、
新鮮な刺身に醤油をつけて食べるだけです。

 うむ、うまい!

 醤油を骨で聴けたかどうかは別にして、お腹がすいていたのでとなかく美味しかったのです。
 今回はえらそうなことを書かなくて良かった!



 

 


電話を骨で聴く

2007-02-20 10:50:49 | 骨で聴く癒しの世界
 軽~中度難聴者がいらっしゃる家庭、病院、介護施設などの電話。

 普通に会話できないような騒がしい場所、例えば、飛行場、工事現場、工場、遊技場、高速道路、駅などの電話。

 共通することは、相手の声が「聞こえない」という点です。だったら、発想の転換をして、骨から音を取り入ればよいのです。つまり、

  世界初特許取得済みの「きくテル」が解決します!

 しかも、現在お持ちの電話機に接続するだけなので、とても簡単・リーズナブルです。一瞬にして最新の骨伝導電話機に変身します。

 便利な機能も満載です。意味のない過剰な機能ではなく、これほど実用本位の機能があることは、本当に驚きです。具体的にご紹介しましょう。
 
 低音・高音調節ツマミ :お好みの音質に調節するためのツマミです。
 ブーストボタン :押すごとに音量が上がり、三回押すと元の音に戻ります。
 音量調節ツマミ :お好みの音量に調節するためのツマミです。
 受話器ホルダー :お手持ちの電話機に骨伝導受話器が納まらない場合に取付けます。
 マグネット板 :受話器を置くと自動的に受話音量を通常の状態に戻します。

 これは、実際に体験してみるしかないでしょう。
 骨で聴く異世界が、日常の超便利生活になる感動を味わってください。

 ⇒「きくテル」の詳細についてはこちらをどうぞ

 ⇒「骨で聴くドットコム」のTOPページはこちらです


無人島を骨で聴く

2007-02-19 11:05:09 | 骨で聴く癒しの世界

 東京湾の中で、横須賀の沖合い約2kmに無人島があります。
 その名は猿島です。

 来航したペリーが、島の周辺を測量した時には、「ペリーアイランド」と海図に記入された島です。
 大きさは南北約450m.、東西約200m.です。決して大きな島ではありません。
 明治10年代から帝国陸軍により要塞が築城されましたが、大正12(1923)年の関東大震災により砲台が崩壊したあと、海軍省に移管されたようです。
 立ち入り禁止になっていた時代があるせいか、要塞の跡だけでなく、自然も残されているのが特徴でしょう。

 ところで島の名の由来ですが、単純に猿がいるから名づけられたわけではないようです。伝説によるものだそうです。
 日蓮聖人が千葉から鎌倉へ船で渡った時、嵐に遭って遭難しそうになりました。この時、船の舳先に白猿が現われ、日蓮聖人の船をこの島に導いたというものです。
 このとき白猿から猿島になったということです。
 
 無人島であるとはいっても、訪れる観光客、海水浴客は多く、年間で8万人にもいるとかいわれます。

 この猿島を遠望しながら、波の音を骨で聴きます。

 やはりここでも愛用の「きくちゃん」(⇒驚異の特許技術はこちら)を使用します。耳をふさがないので、耳からの音も同時に入れます。

 無人島の語られない歴史と、規則正しい波の音は、未だかつてない新しい旋律を奏でています。

 そして、最新の骨伝導機器にも感謝です。

浅間神社を骨で聴く(東久留米市)

2007-02-18 14:42:02 | 骨で聴く癒しの世界

 池袋から西武池袋線に乗ります。
 降りる駅はひばりヶ丘駅。急行や快速急行で2つ目(約15分)、快速で3つ目(約16分)、準急で5つ目(約18分)、通勤準急で3つ目(約16分)、特急レッドアロー号では通過駅になります。


 小さな巡礼旅には、骨伝導機器「きくちゃん」をストラップで首にかけて出かけます。


 ⇒フルセットのお買い得「きくちゃん」については、こちらを参照してください。


 ひばりヶ丘駅は南口にローターリーがあり、パルコと西友が存在感を示しています。逆に北口は狭い商店街の中に出入り口があり、私鉄沿線の小駅の雰囲気があります。向かう先は北側なので、駅を出てゴミゴミとした商店街を通ることになります。
 華やかさより地元の落ち着いた感じの商店街を抜けると、住宅街に出ます。ここを右折すると、いつの間にか住居表示は埼玉県新座市になりました。通りの右側が埼玉県左側が東京都です。
 この都県境の狭い道路を歩いていると、東京都側に畑が現れます。決して広くはありませんが、農村地帯の雰囲気もあります。さらに、ここが高台なのだということに気づきます。
 畑の先に住宅が並び、その先が段丘の急な斜面になっているのです。家と家の間から、隣駅・東久留米駅前のマンション群と、かなたに聳える山々のシルエットが見えてくるのです。


 高圧線の電線をくぐると、切り通しの下りとなり、降りきった場所に浅間神社がひっそりとあります。


 浅間神社は、せんげんじんじゃと呼び、日本全国に約1300社あるといわれています。
 静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社を総本社とする神社であることから、富士山信仰と結びつくものです。従って富士山の周辺や富士山が見える場所にある神社ですから、関東でも高台のような場所に分布しているといわれます。
 この浅間神社の近くにある清瀬市では、富士塚と称する富士山を模した築山もあります。
 「浅間」は浅間山のことではなく、『ウィキペディア(Wikipedia)』で調べると、「火山を意味する古語で、火山の神を祀る神社という意味で浅間神社と名附けられたものである」となっています。


 さて、境内に入ります。
 鳥居から本殿までの参道が曲がっている神社の場合、神として祀り上げた怨霊を封じ込めるため、つまり怨霊は直進するから意図的に参道を曲げたといわれます。しかし、この浅間神社は地形的な要素から、鳥居から左90度に曲がった場所に本殿が位置している感じがします。実際はどうなのか、調べる価値はあるかもしれませんが‥‥


 お参りをする前に、「きくちゃん」のスイッチをオンにし、専用ヘッドセットを装着します。鈴の音、お賽銭が転がる音、かしわ手の音が骨から伝わります。


 日本を代表する富士山と一体化する瞬間です。


 骨で感じる神とのコミュニケーション (Communication)です。非言語のコミュニケーションです。


 東京郊外で、埼玉県新座市との境にある浅間神社にわざわざ来て良かったと思える瞬間でもあります。ひばりヶ丘駅から徒歩で約17分(⇒場所はこちらです)、すぐ近くでは落合川と黒目川が合流し、川沿いの歩行者専用道路はきわめて快適な散歩コースにもなっています。
 年齢的に耳が遠くなった方でも、「きくちゃん(⇒詳細情報)」と一緒なら、川のせせらぎ、マイナスイオンを満喫しながら、さらに骨伝導で脳波をシータ波にして散策できます。

 晴れた日、浅間神社とその周辺を歩くことは、これ以上ない健康法なのかもしれません。