eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

ベンチャー企業の幹部社員育成

2010-11-05 19:07:57 | NetLearning Group
年功序列が基本的に崩壊に向かっているのは、日本企業にとって、第二次世界大戦後経験したたえず急速に拡大を続けるということが一般的でなくなっていることも背景にあります。

かつて、新卒で大量に新入社員を採用し、そのほとんど全員が課長や幹部社員になることができたのは、それだけ企業が成長を続けていたからです。課長の年齢になるころには、企業がそのくらいの数の課長を必要とするほど大きくなっていました。

しかし、企業の一般的な成長拡大がとまり、市場も人口も縮小し始めた時には、もはや、全員を毎年昇給させ、いずれ新卒入社の全員を課長にすることなどはできなくなります。終身雇用の維持もむずかしくなってきました。

ところで、ベンチャー企業の特徴のひとつは、急速に規模を拡大し、成長することです。

たとえば、ネットラーニンググループは、これから10年で、売り上げを30倍に伸ばそうとしています。おそらく、社員数も、5倍くらいになるでしょう。そうすれば、多数の幹部社員をなかから育てなければならないのは明白です。それができないベンチャー企業は、十分に成長することができない。あるいは、成長のなかで崩壊します。

大量の幹部社員の育成がさしせまった課題であることが、ベンチャー企業の特徴です。ベンチャー企業の社員は、急速に自分を幹部社員に成長させることが必要です。

あるいは、急速に社員が経験をつみ、幹部社員に成長していくことも、ベンチャー企業の特徴であるといえます。経験をつむことができる場所がたくさんあります。

ネットラーニンググループは、新入社員を幹部候補に、幹部候補を幹部に、幹部を経営幹部に、そして、グループの多数の社長へと育てながら、世界的な規模で人類に貢献する企業に成長することをめざしています。

ベンチャー企業に、自己実現のチャンスがある。



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