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情熱の歌人、白蓮

2012-02-22 09:19:12 | 読書/新聞/映画など
永畑道子『恋の華ー白蓮事件』(藤原書店、2008年10月25日、1800円+税)を発売当時に読んでいました。

今回、筑豊にでかけて、うかつにも現地に行ってから近くに伊藤伝右衛門旧邸があることを知りでかけました。

離婚のときの絶縁状の現物が展示されています。白蓮が住んでいた部屋にも入りました。

当時、自由に生きようとする女性は、文学のなかにそれをもとめるしかなかった。復刻された第一詩集『踏繪』も購入することができました。

和歌はよくわかりませんが、素人ぽい歌がたくさんあるなかで、いいなと思うものあります。

炭鉱王伊藤伝右衛門の生涯にも関心があります。日清・日露戦争と石炭産業の勃興とは強く関係があり、伝右衛門はその時代に生きました。伝記を読んでいます。

さらに、筑豊という地域にも関心が強まっています。横穴古墳群など古代遺跡が密集し、また、英彦山は修験道の国内三大聖地の一つとして知られています。英彦山にもいきたい。

これもうかつにも、山本作兵衛の原作に出会えるとは夢にも知らず、現地にきました。炭鉱労働を記録したかれの絵はユネスコの「世界記憶遺産」に登録されています。ちょうど一か月程前に、『ヤマの記憶』(西日本新聞社、2011年10月21日、3800円+税)や『炭鉱に生きる』(講談社、2011年7月28日新装版、1700円+税)、『筑豊炭鉱絵巻(新装改訂版)』(海鳥社、2011年11月20日、6500円+税)などを購入して読んだばかりでした。田川市の炭鉱博物館で原作に出会うことができました。

最初の写真は、庭からみた白蓮の部屋です。一番左の二階です。下の写真は、その部屋の中です。


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