eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

ひろく見られる一極集中

2006-10-13 13:30:25 | eラーニングビジネス
ネットビジネスでは、先行優位や一極集中が指摘されてきた。かなり際立った現象として注目されており、トップで飛び出すためにスピードを競う側面もある。

ところで、最近、一極集中はネットだけでなく、ひろく一般的にあらわれているという指摘もふえてきた。

出版や音楽CDなどの分野でも、90年代後半から、全体の売り上げ減少のなかで、かつてない規模のヒット商品が続いている。映画でもそうだ。政治での小泉現象もそうかもしれない。

背景になにがあるのだろうか。パーソナル化がすすみ、砂状化がうまれているのかもしれない。いくつものグループがあり、その塊の中での世論があって、安定した全体の意見構成ができる構造ではなくなっている。

結局は、多様化と情報化の中に個人としてほりだされて、次々に発生する物事を、どう判断してよいのかわからなくなっているのかもしれない。人間は、どうしてよいかわからないときには、本能的に、多数の流れにしたがう傾向があるそうだ。

郵政民営化なども、本当のところよくはわからないけれど、改革らしいし、賛成?みんな賛成しているようだし。ーーー思考停止。

このような一極集中現象は、今後も拡大するのだろうか。ビジネスには、どのような影響があるのだろうか。




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