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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

「の可能性がある」

2011-05-18 23:18:41 | 読書/新聞/映画など
政府は、昨日、2号炉、3号炉もメルトダウンの「可能性がある」と発表しました。もちろん、政府がいう「可能性がある」は、国民がパニックにならないように(?)遠まわしに表現しているのであり、メルトダウンしていると言っている。

ところで、メルトダウンの事実は、当然ながら東電や政府ははやくから知っていた。中性子の観測の記事はそれをものがたっている。
以下は、読売新聞の記事の抜粋だ。
「中性子線検出、12~14日に13回」
2011年3月23日13時10分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110323-OYT1T00534.htm?from=navr
 「東京電力は23日、東電福島第一原発の原子炉建屋の約1・5キロ・メートル西にある正門付近で、これまでに2回だけ計測されたとしていた中性子線が、12~14日に計13回検出されていた、と発表した。観測データの計算ミスで見落としていたという。」
 「東電は、「中性子は、(核燃料の)ウランなど重金属から発生した可能性がある。」という。

メルトダウンを示唆する中性子の検出ということの重大さにおどろき、10日も隠していたのだ。

むしろ、プルトニウムを燃料の一部にもちいるプルサーマル型の3号炉の深刻な状況を、いまあえて公表した理由の方がきになります。

3号炉の危険さは、異質です。その3号炉が制御不能であることをもう隠せなくなっているのかもしれない。最近の状況をみると、工程表のみなおしなど意味をもたないほど、制御不能の状況に陥っているのではないかという懸念がうまれます。

海外の政府やマスコミは、東電や日本政府がなにか隠していると指摘し続けていました。そのひとつがメルトダウンしているという事実でした。もうひとつは、3号炉でしょう。20キロ圏以上の汚染拡大もIEAEが最初に指摘しました。これも、日本政府は知って隠していたとみられます。

わたしたちも、海外のメディアから正しい事実をしるという国に住んでいます。





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