eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

「飛ぶ自由」と「自由に飛ぶ」と

2010-05-31 22:16:43 | 読書/新聞/映画など
選択の自由と、必然性の洞察と。

あまりにも、「飛ぶ自由」をもとめて、「自由に飛ぶ」ことをわすれてはいないか。

「飛ぶ自由」は、選択の自由だ。制約がないことを求めている。戦後民主主義の自由の弱点は、ここにとどまっていることにあるかもしれない。
「自由に飛ぶ」には、空気力学をよく知り、飛ぶ手段を具体的に手に入れなければならない。天候を知り、気流を知り、操縦を知って、自由に飛べる。

「自由とはなにか」。そういえば、駒場寮の銭湯よりも大きな湯船につかって、はてしなく議論をしたことを思い出します。寮生以外の運動部の連中がなだれ込んで、風呂の底にはいつも砂がつもり、茶色の湯はまるで温泉です。
「自由と必然と」。

「失うものがなにもない自由」。これは、すさまじい。

「自由に飛ぶ」力をもっているのに「飛ぶ自由」がないとき、それは、必ず打破されるだろう。


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