eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

eラーニングと修了率

2006-06-14 19:31:36 | eLearning
eラーニングを評価する指標はいろいろあります。その中で、修了率は、必要条件ともいえるものでしょう。

全員が、しっかり最後まで学習することが大切であり、途中で学習が中断したのでは、目的を達成することができません。

これまで、eラーニングの普及が遅れてきた理由のひとつは、導入したけれども使われなかったということがありました。一般的には、修了率が本当に低かったからです。

イントラネットのサーバーのLMSにeラーニングコースをのせて、「さあ、どうぞ自由に学習してください。」というやりかたにも問題があったでしょう。結果的には、十分にはつかわれません。

一般的な状況をかえたきっかけのひとつは、個人情報保護対策のeラーニングによる全社員研修です。これは、「さあ、どうぞご自由に」ではありません。期間を決めて、全社員にeラーニングを実施するものです。学習履歴を管理し、受講を促進し、最終的に100%の修了をめざします。ここでは、学習プロセスが重要です。

わたしたちネットラーニングは、まず、修了率に徹底的にこだわっています。学習プロセスの設計と実施を重視しています。
業務研修では、100%の修了をめざし、全体でも90%近い修了率を実現してきました。

ところで、
個人情報保護対策のeラーニングによる全社員研修は、eラーニングへの認識を大きく変えています。高い評価とともに、急速に、さまざまな分野への広がりに結びついています。


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