eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

ケーブルに乗って食事に

2011-05-27 15:27:11 | 旅行
夕方、ケーブルに乗って食事にでかけました。

市街地を走るこのケーブルは、急斜面につくられた市街地で馬車の悲惨な事故がたえないために、ある人が考え、実行に移したものです。たしかに、馬車で急斜面を下りるのはむずかしそうです。
独創的な発想力と、それを実現するひとがいたから、いまのようなかたちで存在していること、そしてその実現のプロセスが大変であったにちがいないことも思いやられます。

あたらいい事業は、まずだれかの頭にうかび、賛同者をえて、かずかずの困難をのりこえて実現していきます。ケーブルなどみたこともないときに、多くの人達は、かれを誇大妄想につりつかれた人とみなしたでしょう。

そういえば、いま読んでいる本では、化石は石が生き物に似たいと考えてそのような形になったと人々が考えていた17世紀に、実際の生き物が石になったと発表した17世紀の科学者は、教会からすさまじい迫害をうけて、研究を断念しました。科学の分野においても新しい発見は、多くの場合、迫害の対象であり続けています。

このケーブルに立ってぶらさがって乗っている人達がいます。わたしも、たのしくて、いつもその乗り方をします。女性もまじっています。

でも、ほんの最近まで、女性がタラップに立ってのることは禁止されていました。しかし、勇敢な女性がいて、何度も逮捕されながら立って乗りました。そして、ついに規則が変えられて、女性もそのような乗り方が認められるようになったのです。そんなことさえ、ほんの少し前までは、闘わないと実現しなかったのです。ここにも、そうしたいと強い決意をもった女性がいて、闘って、実現したものなのです。







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