生物は死ぬものだとばかり思っていました。死なない生物がいることに気がつかなかったとは。
生物は、単細胞から多細胞へ進化しました。
単細胞生物は、分裂することにより、自己を複製しふえる。そこに、死ぬというシステムは組み込まれていません。多細胞生物は、生殖があってこどもが生まれてくる。そこに個体の死がプログラムされている。
単細胞生物が分裂により自己を複製するとき、もとの自己と微妙なちがいもあり、多様性が確保されている。
細胞が複数になったとき、それぞれの細胞に役割がうまれました。他の存在を前提とする。単数と複数というちがいが、繁殖の違いにも、死ぬか死なないかという単体のありかたのちがいにもなっています。量が質のちがいとなる。
舟木亨著『進化論の五つの謎』ちくま新書、2008年7月10日、780円+税
組織とは何かを考えさせられる面もあります。
死なないかもしれないということで、人は、クーロンという自己複製に微妙な関心をもっているのかもしれません。
それにしても、進化論にもとづけば、先祖を代々さかのぼっていけば、人間でなくなり、海の中の生物になり、さらに、地球上にたったいちどだけ発生した最初の単細胞にいきつくまで命がつながっている不思議があります。すべての生物の命がつながっています。
生物は、単細胞から多細胞へ進化しました。
単細胞生物は、分裂することにより、自己を複製しふえる。そこに、死ぬというシステムは組み込まれていません。多細胞生物は、生殖があってこどもが生まれてくる。そこに個体の死がプログラムされている。
単細胞生物が分裂により自己を複製するとき、もとの自己と微妙なちがいもあり、多様性が確保されている。
細胞が複数になったとき、それぞれの細胞に役割がうまれました。他の存在を前提とする。単数と複数というちがいが、繁殖の違いにも、死ぬか死なないかという単体のありかたのちがいにもなっています。量が質のちがいとなる。
舟木亨著『進化論の五つの謎』ちくま新書、2008年7月10日、780円+税
組織とは何かを考えさせられる面もあります。
死なないかもしれないということで、人は、クーロンという自己複製に微妙な関心をもっているのかもしれません。
それにしても、進化論にもとづけば、先祖を代々さかのぼっていけば、人間でなくなり、海の中の生物になり、さらに、地球上にたったいちどだけ発生した最初の単細胞にいきつくまで命がつながっている不思議があります。すべての生物の命がつながっています。
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