eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

eラーニングの多様化5-ロングテール

2009-02-26 21:05:11 | eLearning
eラーニングの多様化をもたらしているもうひとつの背景は、イントラネットからインターネットへ基盤がうつっていることです。

インターネットには、有名なロングテールの現象があります。恐竜の頭と長いしっぽに、商品別売上高のグラフを見立てたものです。アマゾンなどでもみられますが、頭の部分の一部の強力商品だけが売れるのではなく、長い長い尻尾を構成する多品種の商品の売上が非常に大きな割合を占めているという現象です。

インターネットでは、売れる商品が多様化するという現象があるのです。

これは、教室とeラーニングでもちがいがでてきます。教室では、通える範囲でその講座に十分な受講生を集めなければならないので、受講生がまれな講座はなりたちません。しかし、eラーニングでは、全国から受講生を集めればよい、しかも、教室で学ぶ機会がないような講座であれば、いっそう受講生が集まりやすいということになります。教室よりeラーニングのほうが、講座が多様になる必然性があります。

また、eラーニングにおいても、イントラネット型とインターネット型で同じようなことがおきます。イントラネット型では、その企業のなかでの受講生が少ない講座は成立しません。しかし、インターネット型では、全国から集めるので、それこそそれを得意とします。

eラーニングが、イントラネット型からSaaS、ASPによるインターネット型に移行しつつあるいま、そのこともeラーニングの多様化のひとつの背景になっているのです。


上海は近いですね

2009-02-26 18:25:18 | eLearning in China
上海と東京で時差が1時間ありますが、26日午後1時ごろには羽田に到着しました。

24日に会社で仕事をしてから午後の便で上海へでかけて、26日は、午後やはり東京で仕事です。

海外というよりは、国内出張の感覚で移動しています。今後、ますます、東京・ソウル・上海をはじめ、アジアとの交流が増えるでしょう。