経営判断をまちがった場合、その修復のプロセスで、経営の質がとわれるのでしょう。
経営には、いつも、大小の判断ミスをともなう。
経営判断をまちがった場合、その修復のプロセスで、経営の質がとわれるのでしょう。
経営には、いつも、大小の判断ミスをともなう。
事業の成功の必要条件は、途中で断念しないこと、成功するまで継続することです。途中でやめればけっして成功はないのですから、継続が必要条件であることはまちがいありません。
継続は、たんなる経営者の意思や忍耐などによるものでないとしたら、では、事業の継続を保証するビジネスモデルはいかなるものでしょうか。
先日、3つの経営動機について書きました。比較的小さな家内経営的な企業では、所得をふやすことが主な動機です。利潤動機は、比較的大きな企業の経営動機です。
新しい事業を立ち上げるときについてみましょう。
利潤動機で経営される大手企業の場合、新しい事業を立ち上げるにあたっては、撤退基準をきめていることが多い。3年以内に黒字にならなければ撤退するなど。利潤をあげる見通しを確信できない事業の継続にこだわる理由はありません。こだわらなければならない達成動機が基本でない場合、撤退基準を定めるのは当然ともいえます。
一般的にベンチャー企業は、強烈な達成動機に突き動かされています。社会的な使命や、トップをふくめて社員が自ら実現したい明確な目標がある。その場合、たとえば、10年連続赤字であったとしても、資金調達の努力をしながら成功まで事業を断念しない。意思に反して継続できなくなることはあっても、自らの意思で断念するケースはすくないといえます。ベンチャーは、一般的に撤退基準をもっていません。
もちろん、ネットラーニンググループは、ベンチャー型の企業です。ネットによる教育学習革命を核にして、人類が学びはたらくプロセスの改善に貢献することを目指しています。それを達成できるまで、けっして事業の発展を断念することはありません。また、教育学習に責任をもつ企業として、その責任をはたすためには、企業の独立性と継続性をビジネスの基本的な前提と考え、それを確保することを経営の最優先課題としています。
ネットラーニンググループは、はるか遠い先に達成目標があります。事業の継続に責任をもち、目標達成まで挑戦をしつづけるベンチャー企業です。
経営動機には、3種類ある。
所得動機、利潤動機、達成動機。
一般的に、家族規模の小さな企業は、経営者の所得をふやすことをおもな動機としている。それにたいして、一般的な企業は、企業利潤をふやすことをおもな動機とする。
ベンチャー企業は、達成目標をもちそれを実現することをおもな経営動機としていることが多い。
グーグルやアップルなどもその意味でベンチャー型企業である。
ネットラーニンググループも、社員の力をあわせて教育学習革命を実現し、それを核に人類に貢献したいという明確な達成目標をもつベンチャー型、挑戦型の企業である。
社員の動機にも、所得動機や自己実現動機、達成動機がある。社会に貢献できるやりがいのある仕事をわれわれは目指している。ともに目標を達成していくことを共有し、また、社員の自己実現の場を作っていきたい。
社員の給与をどこよりも高い水準にしたいというのは当然だが、それ以上に、仕事の内容と仕事の進め方が大切だと思う。
そういう意味で、われわれは、ずっとベンチャー型の企業である。達成動機につよくかきたてられる企業である。社会的な使命を大切にしている企業である。
教育研修会社において、理念は明確であり、すべての業務にしっかり貫かれていなければなりません。
ネットラーニング・グループは、理念をもっとも大切にする会社です。
わたしたちがサービスを開始した2000年4月から持ち歩いているブルーのパンフレットは、結果に責任をもつ教育研修サービスの理念を明確に提示しています。そのころ、eラーニング各社が持ち歩く基本パンフレットには、学習コースやLMSの画面イメージをならべたものがほとんどでした。わが社のように、画面イメージはひとつもなく、理念と教育研修サービスの中身、90%の修了率などを明示したパンフレットは皆無でした。
いまも、私たちは、同じブルーのパンフレットを持ち歩いています。
ネットラーニング・グループは、理念を顧客に理解いただくことからはじめています。
私たちは、ものを売る会社ではありません。教育研修サービスを提供する会社です。
私たちは、eラーニングを個別学習を基本とする教育学習革命ととらえています。補助的な、あるいは基礎的な分野にだけやくにたつ研修手段ととらえるのか、人類がはじめて獲得した大規模に展開できる本格的な個別学習の方法であり、教育研修の世界を抜本的にかえるものととらえるのかによって、もちろんサービスの内容や提供会社のビジネスモデルもちがってきます。
私たちは、顧客から、学習者から学び、教育研修サービスの内容を日々進化させます。
私たちは、最高・最多・最新をめざして、2,200をこえる講座を提供しています。どこよりも早く、どこよりも多く、どこにもまけない最高のコースウエアを提供していきます。たえず教材を改良しつづけて最高の品質を実現するために、わたしたちのコースウエアは自社開発で行います。
私たちは、業界のリーダーとして、新しい市場の発展の先頭に立ち、業界の発展に力をつくします。
私たちは、ダイバーシティやワークライフバランスを重視するとともに、できるだけ多くの人たちに障害をこえて学習機会を提供できるよう最善の努力をしてまいります。
以下、wiwiw のブログのコピーです。http://blog.goo.ne.jp/wiwiw111/d/20100601
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こんにちは。wiwiwの伊東です
今日も快晴ですね
天気が良いと気分も良いですよね
さて、今日は耳より情報をお伝えいたします
弊社社長の山極が教鞭をとっている立教大学大学院の21世紀社会デザイン研究科では、
6月14日(月)~18日(金)の間、一般の方々に大学院を開放し、授業が体験できるイベントを開催します
どなたでも参加できるイベントなので、ぜひ懐かしい学生時代を思い出しつつ、
初夏の立教大学池袋キャンパスに訪れてみてはいかがでしょうか
※詳細はこちらをご確認ください。 (申込期間が6/5までとなっているのでお急ぎください)山極の授業も、「社会組織とワークライフバランス」というテーマで6/17(木)18:30~、開催されます
ちなみに伊東は今年も参加させていただく予定です
昨年の授業では高島屋様の講演をうかがうことができましたよ