いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

地方からのノーベル物理学賞。 3 japaneses who was awarded a nobel prizes of physics

2014-10-08 20:11:12 | 日記
 (1)技術革新(technical innovation)が時代を社会を変えるのはイギリス産業革命以来の世のなわらしだ。家内制手工業(manufacturing)から機械文明に移り変わり自動車、機関車、船舶と重厚長大近代化が進み、IC基盤開発により小型電子機器が開発出現して情報化時代を迎えて、今は青色発光ダイオード(LED)開発により従来の電気機器にさらに抜群の鮮明さと省エネ、省コストをもたらして、環境時代をリードする。

 青色発光ダイオード(LED)の発光量は蛍光灯(70ルーメン)の4倍強の300ルーメン(1ワット当たりの発光量ー報道)と抜群の精度を誇って、より鮮明で省エネ、省コストをもたらして高い効率性を示す。

 (2)信号機ではこれまで距離、場所、位置によって色の識別が不鮮明でわかりづらいものがあった。特に直接日光が当たるところではほとんど見分けがつきにくい特徴があったが、LED使用によってどんな条件、環境でも粒子までがはっきり識別できて鮮明な色識別が可能になって、ドライバーに安心感と安全、安定性をもたらして交差点でのドライバーの早めの心構え、準備、判断につながり確実に安全運転、事故防止を促進した。

 機能寿命も長く、蛍光電気の数十倍も長持ちして取り替え期間も各段に伸びて省コスト化、また電気を直接光に変える省エネ効果として高い効率化を持つものだ。
 液晶テレビ、スマートフォン、PCのバックライト使用、格段の大量の情報量が記録できる光ディスク、録画に活用されており、漁船の漁獲集積効果ライト、医療体内カメラ機器などいうならありとあらゆる分野で貢献しており、情報化時代、社会をさらに技術進化させる動力論(dynamism)となっている。

 (3)この青色LED研究開発、製品化にかかわった赤勇さん、天野浩さん、中村修二さんに今年のノーベル物理学賞が授与された。
 20世紀後半の情報化時代、社会をさらに技術革新的に進歩、進化させて21世紀のあたらしい情報化時代、社会を切り開く研究開発、製品化であった。

 それはまた同時に21世紀の環境時代、社会にも適合する優れた特性をもつものである。ノーベル賞選考委員会は、発表に際して「20世紀は白熱電球に、21世紀はLEDに照らされるだろう」(報道)と示した。

 (4)名古屋の大学研究機関で赤勇さんと天野浩さんが長年開発が不可能で困難を極めた青色LEDを世界で初めて研究開発に成功し、徳島県阿南市の企業で中村修二さんがその研究開発を実用化、製品化(報道)したものだ。

 世界の多くの科学者が挑み、実現不可能だった青色LEDを、それぞれに日本の地方に身を置きながらの環境の中で研究開発、製品化に従事しての情報化時代、社会を革新的に変える業績成果へとつなげたものだ。

 (5)名声や人気、環境、整備、利便性、潮流にかかわらずに地方に身を置きながらの研究開発、製品化への一途のすばらしい業績成果だ。
 赤勇さんはノーベル物理学賞授賞に際してこれからの若い研究者へのメッセージとして「はやりの研究にあまりとらわれないで、本当に自分がやりたいことをやるのが一番」(会見報道)と進言している。

 日本の科学研究が根底から損なわれている時に、誰もがその貢献を実感し認める青色LED研究開発、製品化で日本人3名にノーベル物理学賞が授与された(3 japaneses who was awarded a nobel prizes of physics)のはタイムリーであり、よろこばしいことだ。

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