水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

古今集(200)

2016-06-13 10:04:28 | 古今和歌集
151 いまさらに山へかへるな 郭公 こえのかぎりは我がやどに鳴け
題知らず
詠み人しらず

(こんなにうまくなった)いまごろになって山に帰るなんて言わないでください。どうかこの周りで鳴きつくしてください。


夏歌、と分類されていますが、気持ちが離れつつある男をうらめしく思う女性の歌でしょうか。


ホトトギスは、肉食で、しかも毛虫を好むそうだ。
過日、チャドクガにやられ、一週間ほどひどくカユイ思いをした人間にとって、たのもしいかぎりだ。

もうこれで何回目でしょうか。チャドクガにやられるのは。
学習をゼンゼンしてず、はずかしい。


古今集には、ホトトギスを詠った歌が多い。万葉集や新古今でも同様らしい。それほど身近にいたのでしょう。

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