水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

古今集(304)

2017-09-07 10:26:36 | 古今和歌集
1049 唐土の吉野の山にこもるとも おくれんと思ふわれならなくに
題しらず
左のおほいまうちぎみ

あなたが吉野に隠棲してしまうとの話ですが、たとえその吉野が唐にあるものであっても、わたくしは、「しまった、遅れた」などと言ってあきらめてしまうことは決してありません。


政治の中枢にいた、左大臣・藤原時平の歌です。
当時の中央政界の平和ぶりをあらわしているのでしょうか、古今集は、恋歌が圧倒的に多いのです。この歌なんか、その代表でしょう。


古今東西、人間社会に恋愛はつきものですが、どうしてこう、もしかしたらリーダーに躍り出るかも、と思わせる人が、スキャンダルネタの餌食になるのでしょうか?
これで、大笑いしている人たちは、どういう人たちなのでしょうか?

政治の中枢がおかしい。マスコミはもっとおかしい。

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