988 逢坂のあらしの風は寒けれど ゆくへ知らねばわびつつぞ寝る
題しらず
読み人しらず
(ここ)逢坂は、風が強く寒くって、すみづらいのですが、ほかに行くあてがないので、つらいつらいとこぼしながらも暮らしているのです。
地震や風水害などによって、一瞬に着の身着のままになってしまう不幸が、私たちの日常の影に存在している。
なんとかこのまま、あの世になだれこみたいと願うが、生きているからには、なにが起きても動じない強い心を失わないようにせねばならない。
今日は、ウソのように、気温が低く、ついついダラーッとしてしまいがちだが、ピリッとしましょう、ということです。
題しらず
読み人しらず
(ここ)逢坂は、風が強く寒くって、すみづらいのですが、ほかに行くあてがないので、つらいつらいとこぼしながらも暮らしているのです。
地震や風水害などによって、一瞬に着の身着のままになってしまう不幸が、私たちの日常の影に存在している。
なんとかこのまま、あの世になだれこみたいと願うが、生きているからには、なにが起きても動じない強い心を失わないようにせねばならない。
今日は、ウソのように、気温が低く、ついついダラーッとしてしまいがちだが、ピリッとしましょう、ということです。