水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

古今集(297)

2017-08-14 10:41:14 | 古今和歌集
988 逢坂のあらしの風は寒けれど ゆくへ知らねばわびつつぞ寝る
題しらず
読み人しらず

(ここ)逢坂は、風が強く寒くって、すみづらいのですが、ほかに行くあてがないので、つらいつらいとこぼしながらも暮らしているのです。


地震や風水害などによって、一瞬に着の身着のままになってしまう不幸が、私たちの日常の影に存在している。

なんとかこのまま、あの世になだれこみたいと願うが、生きているからには、なにが起きても動じない強い心を失わないようにせねばならない。

今日は、ウソのように、気温が低く、ついついダラーッとしてしまいがちだが、ピリッとしましょう、ということです。

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