934 幾世しもあらじ我が身を なぞもかくあまの刈る藻に思い乱るる
題しらず
読み人しらず
何世代にもわたって生きるわけではないのに、なんでこのように、やたら心配ごとが多いのでしょうか。
よく考えてみれば、心配事のない天国で生活すれば、退屈でいたたまれないでしょう。
心配事がある、ということは生きているアカシであるわけですから、日々を落ち着いてやりすごせばいいわけです。
まあこの歌は、老いらくの恋を誇っている、というふうに理解すべきかもしれません。
題しらず
読み人しらず
何世代にもわたって生きるわけではないのに、なんでこのように、やたら心配ごとが多いのでしょうか。
よく考えてみれば、心配事のない天国で生活すれば、退屈でいたたまれないでしょう。
心配事がある、ということは生きているアカシであるわけですから、日々を落ち着いてやりすごせばいいわけです。
まあこの歌は、老いらくの恋を誇っている、というふうに理解すべきかもしれません。