水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

古今集(299)

2017-08-21 11:09:22 | 古今和歌集
175 天の河もみぢを橋にわたせばや たなばたつめの秋をしもまつ
題しらず
よみひとしらず

天の川にもみじが橋のようにかかっているわい。あ、そうか、これを見て織女は秋をまてるのだ。


七夕(もちろん、旧暦)は、来週の月曜日だ。

その時期に、天の川を見上げたら、ちょうどその手前にもみじの枝が、天の川を交差するようにのびていた。
まるで、ふたりのために掛けられた橋のようだ、と感じた。

そのような感想を詠ったのでしょうか。

もみじの時期、というのにはちょっと早すぎるのではないでしょうか。

来週の月曜日の夜、よりも、新月前後の今夜あたり、天の川を見上げ、旧暦の時代を偲ぶのもいいかもしれません。


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