中国は、6月中旬に、自国のシノファーム製と
シノバック製のワクチンを、世界40ヶ国に
3億5000万回分を輸出したと発表している。
世界保健機関(WHO)は、高度な冷凍管理が
できない国々をや地域を念頭に、一般的な
冷蔵庫で保管が可能なメリットを備えている
ことで、中国製ワクチンの緊急使用を承認。
世界のワクチン大国のインドが、国内の
ウィルス感染爆発で輸出が停止したことで
中国製への依存度が高まった。
だが、ワクチン接種が最も進んでいるチリで
4月からワクチンを接種したにも関わらず、
感染する人が続出し、6月10日には、首都
サンチャゴ市をロックダウンする事態に。
チリで接種されたワクチンの9割が中国の
シノバック製ワクチンだった。
インドネシアでは、中国製ワクチン接種済みの
医療関係者数百人がコロナウイルスに感染し
死者まで出ている。
7月13日には、新規感染者数がおよそ4万
8000人に達する状態になっているが、頼る
べきワクチンへの信頼性ががた落ちで頼れ
ない不運な状況におかれている。
現地駐在の邦人にも感染が拡大しており、
10人を超える死者が出ている。
中国製ワクチンを採用している主な9ヶ国では
ワクチン接種後に感染者が減少したのは、
ハンガリーの一国のみであり、ほかの国では
感染が拡大している、或いは、世界で最も
感染率の高い上位10ヶ国中、パラグアイを
除く9ヶ国が中国製ワクチンを採用している。
中国国内では、14億人の人口の内、40%は
既にワクチンを1回接種済みであり、現在も
1日平均2000万回以上の接種を続けていて、
総接種回数も、10億回に達している。
しかし、中国国民は、国内での移動は、
厳しく制限され続けており、デルタ株感染が
確認された広東省では、大規模なPCR検査が
実施され、一部地域で厳格なロックダウンも。
疾病対策当局者が、4月に中国製ワクチンの
効果は小さいと述べる状態だから、このような
状況は既に予見されていたことだ。
中国の上層部は、輸入した米国製ワクチンの
1億回分で、既に身を守っているが、一般
国民へは、中国製ワクチンに頼っていた
国のように、ファイザー製ワクチンの再接種を
検討していると伝えられている。
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