インド型変異株の[デルタ株]が、ロシアや
欧州で感染拡大を続けており、日本でも
東京都内での感染者が6月30日に300人超に。
2020年11月から感染が拡大しだしたブラジル
では、1日当りの感染者数が年末には30万人に
達し、3月下旬には50万人を遥かに超えた。
この感染急拡大の原因とされたのが、ブラジル
北部アマゾナス州で変異したウィルスの
[ガンマ株]だとされている。
このガンマ株は、3月にブラジルで2度目の
感染をした女性から検出されている曲者。
この変異株は、南米諸国にも感染が拡大して
いると見られ、特に6月に入りアルゼンチンや
ペルーでの感染拡大の要因にもなっていそうだ。
特に、ペルーでは人口10万あたりの死者数が
500人以上で、世界でも最悪レベルに。
また、ペルーでは、世界で最もワクチン接種が
進んでいる国でありながら、最近になって
再び感染の拡大が続き、デルタ株の感染者増が
確認されている。
ペルーはいち早く中国製ワクチンの接種を
進めた国の一つだが、大統領は3回目の接種の
準備をするように指示を出すほど。
更に、懸念されているのが新たな変異株の
「ラムダ株」の検出が相次ぐペルーやチリ、
アルゼンチンなど南米での感染拡大。
日本では、1月初めにブラジルから持ち込まれた
[ガンマ株]が検出されており、オリパラの
混乱期に[ラムダ株]の侵入も懸念材料の一つに。
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