世界保健機関(WHO)は、新型コロナウィルス
から変異し続けているウィルスの中で、
▽感染力が強まる
▽感染した際の重症度が上がる
▽ワクチンの効果が下がる
などの性質の変化が起こったとみられる
変異ウイルスを「懸念される変異株=VOC」
として国際的に警戒するよう呼びかけいる。
* 「懸念される変異株=VOC」は4種類
① “イギリス型”「アルファ株」
2020年12月上旬に初出、世界中に拡散。
「スパイクたんぱく質」に「N501Y」変異。
6月29日時点で、172ヶ国に感染拡散。
② “南アフリカ型”「ベータ株」
2020年5月ごろ初出、南ア中心に感染拡大。
「N501Y」変異と、抗体逃避の「E484K」変異。
⓷ “ブラジル型”「ガンマ株」
2020年11月初出、「N501Y」に加えて抗体
逃避の「E484K」変異も。
6月29日時点で、72ヶ国で感染確認。
④ “インド型”「デルタ株」
2021年4月ごろから爆発的感染拡大を起こした
変異株で、「L452R」と呼ばれる変異。
「アルファ株」より50%強い感染力を備える。
6月29日時点で、96ヶ国で確認。
*「注意すべき変異株=VOI」は7種類
▽感染力やワクチンの効果などに影響を与える
可能性がある変異ウイルス。
▽国や地域を越えて見つかった変異ウイルス。
①「イプシロン株」
3月にカリフォルニアで確認。
「デルタ株」と同様に「L452R」の変異。
②「ゼータ株」
2020年3月にブラジルで検出。
⓷「イータ株」
2020年12月にイギリスで最初に確認。
④「シータ株」
フィリピンで初出、日本でも検疫で7例検出。
⓹「イオタ株」
ニューヨークで見つかった変異ウイルス。
⑥「カッパ株」
インドで初出、「L452R」の変異。
⑦「ラムダ株」
6月14日に新たに「VOI」に指定された新顔。
特にペルーやチリ、アルゼンチンなど南米で
多く感染例の報告があるも、詳細は未明。
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