世界保健機関(WHO)は、6月29日時点での
インド型変異ウイルス(デルタ株)の感染報告が
96ヶ国と地域からあったとする報告。
また、英国型(アルファ株)変異ウィルスの
感染報告は、前の週から2増えて172、南ア型
(ベータ株)の感染報告は1増えて120、ブラジル
型(ガンマ株)は1増えて72となった。
WHOは、現在も変異株による感染拡大は
継続しており、ウイルスは感染が拡大するほど
新たな変異の可能性が高まり、新たな感染
拡大に繋がるとして、引き続き各国に感染
対策を徹底するよう呼びかけた。
WHOは、特にロシアや中央アジアを含む
ヨーロッパ地域では、外出制限が緩和された
ことや変異ウイルスの感染拡大などを受けて、
新たな感染者の数が再び増加傾向に転じた
ことを明らかにした。
今年4月から6月半ばまで10週連続で減少が
続いていたが、21日から27日の週の新規感染者
数は前の週をおよそ10%上回ったと報告。
ヨーロッパ地域では現時点でも6割余りの人が
ワクチンを1回も接種していないとした上で、
旅行や集まりへの参加はリスクを判断した
うえで行い特に室内や多くの人が集まる場所で
マスクを着用するなど感染対策を徹底すると
ともに、ワクチンを接種することなどを要請。
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