大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

韓国 金融危機以降で最大の債務危機に

2021年07月03日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        





韓国銀行は、6月22日に発表した[2021年6月

金融安定報告書]の中で、韓国の名目GDPに

対する家計(民間融資、政府融資)と企業(民間

融資、債券、政府融資)の負債を合計した

民間信用の割合は、2021年第1四半期末現在で

216・3%に達していることを明らかにした。

3ヶ月前の3月末が201・0%よりだったので

3ヶ月間で5・2ポイントの大幅増で、過去最高に。

それぞれの内訳は、家計信用は2045兆ウォン

(約199兆円)で、GDPに対して104・7%、また

企業信用は2180兆9000億ウォン(約212兆円)で、

GDPに対して111・6%。

所得収入より、元利金返済額の方が多い

ハイリスク所帯数は、2020年末には19万

2000所帯、同年3月末の10万9000世帯より

76%増と大幅な増加を記録している。

コロナ禍による景気の落ち込み防止に備え

大幅な金融緩和で、折からの住宅バブルに

よる価格上昇、更に株式市場の活況に乗って

借金をしてまで投資をする人が急増した。

特に、住宅や株式の上昇ムードに煽られて

野放図に借金を重ねた若年層が借入の中心に。

更に問題なのは、借入れに必要な差入担保を

保有せず、変動金利で借入を行った人が

7割に達するとの報道もある。

韓国銀行は、度重なる過剰債務抑制を要請

してきたが、効果がなく、ワクチン接種の

広がりと共に、景気回復も読めるように

なって、インフレ抑制に備えた金利引き上げ

機運が高まってきている。

ひとたび、急激な金利上昇が世界的に起これば

不動産や株式の相場は大暴落し、ハイリスク

層を中心に、一気に家計破綻に見舞われ、

韓国社会は大混乱に陥ることになる。

韓国銀行は、混乱抑止に備えて、金利の

引上げを予告するなどバブル収束に躍起に。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

健康と安心のメタボへの備えは?