大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

余りの暑さでアラスカ州南部で地震発生

2021年07月20日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        



米アラスカ州の南端部にある太平洋に面した

都市ジュノーで、現地時間2021年6月28日夜と

30日夜の2度にわたり揺れが発生した。

揺れの規模は、28日がM2・7で、震源の深さが

6・6Km、30日はM2・6で、震源の深さは9・4Km。

これらの地震は、一般的な断層や海溝で発生する

地震とは異なる、地質学的な事象。

カナダのアルバータ州立地質調査所(AGS)に

よれば、気温が急激に上昇した際に、地盤に

含まれる氷が膨張して体積が変化し、その

変化が限界を超えたときに、地盤に亀裂

隆起が発生して生じた地震で、「氷震」と呼ぶ。

ジュノーの南部には、カナダの西北端の

ブリティッシュコロンビア州があり、6月の

月末は猛烈な暑さに見舞われており、連日

40℃を記録する日が続く、リットンの街では

29日に49・5℃にまで気温が上昇した。

アラスカ州南部でも、過去に例を見ない高温

続きで、地下の凍土の氷が膨張して、地震を

引き起したとされる。

また、同じような事象で霜地震があるが、

これは水分を多く含んだ土壌が急激に凍結して

膨張した際に、その圧迫で亀裂が生じて発生

してする地震

更に、氷河の溶解に伴って発生する自身もある。

アラスカ州グレイシャー・ベイ国立公園周辺で

進んでいる氷河の消失が、この近辺で発生する

地震に影響を与えているとする論文もある。

氷河の溶解で、重さから解放された地盤が

跳ね上がって地震を発生させるもので、アル

プスやヒマラヤの氷河地帯でも観測される。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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