7月7日に、東京都では新規感染者数が920人と
5月13日以来となる900人超えを記録。
この日までの1週間の平均新規感染者数は
631・7人で、前の週の124・3%増に。
7月6日には、東京都内でインド型変異株の
デルタ株の感染者が94人確認されるなど、
デルタ株の感染が拡大しており、専門家は、
デルタ株への置き換わりが進んでいると指摘。
南米では、ブラジルで猛威を振るっている
「ラムダ株」が、チリやアルゼンチンに拡大。
世界保健機関(WHO)は、変異株を[懸念すべき
変異株(VOC)]と[注目すべき変異株(VОI)]に
分類しているが、6月14日にラムダ株をVOIに
指定している。
ラムダ株は6月15日時点で、29ヶ国に広がって
いるが、現時点で日本での検出例はない。
ラムダ株で懸念されているのは、F490Sという
変異があり、研究者の中にはこの変異が、
ワクチンの効きを5分の1程度まで悪くする
可能性があると指摘している。
6月には、世界で最もワクチン接種が進んで
いるチリで、新規感染者が急増し、6月13日
までの1週間では新規感染者が4万8000人超と
1日当り平均で7000人近い人数になっている。
評判が悪い中国製ワクチンを主として接種して
きたことも影響しているようだが、チリの
大統領は3回目の接種指示をほのめかしている。
デルタ株に加えて、この[ラムダ株]がオリン
ピックの訪日者によって持ち込まれて、国内に
感染を広げることが懸念されている。
既に、オリンピック開催期間は、第4次緊急事態
宣言期間に重なるが、デルタ株とラムダ株で
第5波のお祭りにならぬことを祈るばかりだ。
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