北京市内は、7月18日に集中豪雨に見舞われ
北京市気象台は、4段階の洪水警報のうち
2番目に危険度が高い[オレンジ警報]を発令。
北京市中心部のほか、北部の海淀区や昌平区、
更には延慶区などでも大規模に道路が冠水。
地下鉄構内も浸水して電車の運休が発生した
ほか、市内の2つの国際空港でも多くの
キャンセル便が発生した。
202年7月21日に、北京市を中心に豪雨があり
市内は大規模な洪水に見舞われ、天安門広場も
冠水し、海淀区での積水は深さ3mにも達した。
市内の排水システムは機能を失われ、死者数が
37人、被災者が160万人にも達した。
これを受けて、政府は第12次5か年計画で、
2015年までに市内に89ヶ所の洪水に備えた
地下貯水池を建造する計画を盛り込んだ。
だが、地下貯水池が機能した様子はなく、
今回の都市洪水再発に、市民は計画の予算は
どこに行ったのかと非難。
中國には、地下のインフラを統括する機関が
なく、水道、電気、ガス、下水などの敷設や
管理は、所轄の機関がバラバラに行っており
大規模な、統一的な下水管敷設などの施工を
担当する部署が存在しないという。
野放図な地下水の汲み上げで、北京市の地下
には巨大な空洞が存在する話は有名。
その空洞には汚水が流し込まれて、地下水が
汚染され、飲用には使用できない。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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