大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

北京市内で都市洪水の被害が繰り返される

2021年07月28日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        


北京市内は、7月18日に集中豪雨に見舞われ

北京市気象台は、4段階の洪水警報のうち

2番目に危険度が高い[オレンジ警報]を発令。

北京市中心部のほか、北部の海淀区や昌平区、

更には延慶区などでも大規模に道路が冠水。

地下鉄構内も浸水して電車の運休が発生した

ほか、市内の2つの国際空港でも多くの

キャンセル便が発生した。

202年7月21日に、北京市を中心に豪雨があり

市内は大規模な洪水に見舞われ、天安門広場も

冠水し、海淀区での積水は深さ3mにも達した。

市内の排水システムは機能を失われ、死者数が

37人、被災者が160万人にも達した。

これを受けて、政府は第12次5か年計画で、

2015年までに市内に89ヶ所の洪水に備え

地下貯水池を建造する計画を盛り込んだ。

だが、地下貯水池が機能した様子はなく、

今回の都市洪水再発に、市民は計画の予算は

どこに行ったのかと非難。

中國には、地下のインフラを統括する機関が

なく、水道、電気、ガス、下水などの敷設や

管理は、所轄の機関がバラバラに行っており

大規模な、統一的な下水管敷設などの施工を

担当する部署が存在しないという。

野放図な地下水の汲み上げで、北京市の地下

には巨大な空洞が存在する話は有名。

その空洞には汚水が流し込まれて、地下水が

汚染され、飲用には使用できない。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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