大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

海溝沿いの地震・津波観測機設置計画

2012年09月11日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



       



気象庁は沖合で早期に津波発生を捉えて衛星に

データを送り、津波対策に備えるための海底

津波計3基の設置を発表した。

計画では、東北沖300Kmの日本海溝外側の

海底に海底津波計3基を設置する。

現在設置されいるGPS波浪計や沿岸部にある

検潮所より10分から20分程度早く情報が入る。

早ければ2012年末までにも運用が可能になる。

防災科学技術研究所の計画は壮大だ。

巨大地震の巣である千島海溝から日本海溝に

沿って、海溝の陸側に地震計と海底の隆起に

伴う水圧の変化を観測する機器を備えた設備を

30~50Km毎に154ヶ所設置し、全長5100

Kmにも及ぶ世界最大規模を備えた観測網を

2015年までに構築する計画。

これらの海底設備を光ファイバーで結び、瞬時に

防災研究所と気象庁に情報が届く仕組みだ。

何時発生しても不思議でないとされている東海

地震の検知には、トラフ沿いに歪計が設置され

ていて、地震発生に先行するスロースリップ

検知に備えている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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