世界の鉄鉱石を買い漁り爆食を続けて来た
中国も、ここへきてやっと満腹になったようだ。
10年前の2002年に1億8200万トンであった
粗鋼生産が、2011年には6億8300万トンと
約3.5倍になり、世界の粗鋼生産量の45%を
占め、9億4000万トンの生産能力を備えている。
世界の粗鋼メーカーの上位10社には、宝鋼集団、
鞍山集団など6社が入っているが、国内10社の
生産量の占有率は4割未満と低い集中度であり
激しい過当競争の素地を備えている。
2011年に発生した欧州での信用不安と国内の
不動産投資抑制などによる影響で凄まじい勢いで
伸びて来た粗鋼生産量は、2012年1~7月期で
4.19億トンと2.1%増となったが国内消費量は、
前年同期比、実質3%減少となっている。
膨大な生産余力を備えているが、消費が頭打ちに
なったことで価格指数は、昨年秋以降下落を続け、
8月に18年前の1994年の価格に並んでしまった。
9月に入って、更に換金売りで値下げ合戦が熾烈に。
政府は景気浮揚対策として、今度は地方政府を
柱にしたインフラ投資を再度促進すべく、10兆元
にも達する投資計画が発表されているが、今度は
激しい腹痛と下痢に襲われることは避けられない。
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