大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

地上の楽園ドバイ

2008年12月09日 | Weblog


    


今から30年程前には人口が20万人ほどであった

遊牧民の砂漠の国で石油が発見されたのがきっかけで

ドバイは近代化による石油需要の高まりとともに国が

目覚しく発展してきました。

半島内に近接する七つの首長国で連邦を作っていますが

他の首長国に比べて石油の産出量が少ないドバイは

近年の石油産出量の増加と価格の上昇に合わせて石油

依存型から決別して独自の国造りを始めました。  

時代を先取りする大胆な外資の直接投資の自由化や

外国人労働者の雇用の自由化政策の採用などにより

首長国連邦の金融と流通機能を備えた拠点を目指して

発展し、近年は多くの観光客も集める一大拠点として

世界的な地位を欲しいままにするまでに発展しました。

金融市場や流通センターの発展と共に世界中から

ビジネスマンが集まり、また建設現場などでの仕事を

求めて人々がやって来て、ドバイ国民の5倍以上もの

人々が移り住み人口は230万人ほどになりました。 

世界有数の豪華なホテルやリゾート施設が建設され

世界最大のショッピングセンターも建設されました。

来年完成予定の世界最高のビルである「ブルジュ・

ドバイ」や椰子の葉をかたどった人口島の高級別荘地の

「パームジェメイラ」などが、アラブの石油資本の象徴

として宣伝され来ましたが、今、この夢の楽園は猛烈な

砂漠の嵐に襲われています。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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