年末年始の休暇で、多くの人たちの海外への旅行に
旅立ちました。
急激な不景気風のあおりで、ボーナスの袋の厚みも
期待ほどでなかった所も多かったようです。
しかし、海外旅行にとっては、年末になって円高が進んだ
お蔭で、思わぬボーナスに喜んでいる人も多いことでしょう。
データーによれば、旅行先のトップは、予測どおりに
韓国でした。
理由は明確で「安・近・短」の3条件を 備えていることです。
近・短の条件は変わらないですが、劇的に変わったのは
夏以来の急激なウオン安です。
韓国の通貨のウオンは、2007年10月には、1ドルが
915ウオンの高値をつけました。
このため、2007年から2008年にかけては、韓国からの
観光客で日本国内の観光地は、韓国語のハングルに
よる会話で溢れていました。
一年後のいま、今度は逆に日本語が韓国の観光地を
占拠することになり、立場が逆転しています。
11月21日には、一時1ドルが1521ウオンを付けました。
12月27日では、1299ウオンで、当面は1300ウオン
台が続くと予測されています。
資源価格の高騰による影響、付加価値率の低い製品、
李明博大統領の政治能力への疑問、労働運動や左翼
活動などの社会不安、北朝鮮情勢の不透明感など、外国
資本にとっては居心地が良くないのが大きな要因です。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
安全と安心の非常持出袋の準備は?