大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

米国 10月度住宅着工戸数が最低を記録

2008年12月02日 | Weblog


    


アメリカのニューヨークマーカンタイル取引所(NYMEX)

で取引される原油の先物の取引指標のWTI(アメリカの

西テキサスで産出される、ガソリンが多く抽出される

高品質の原油)の1バレル当りの価格が$50前後

にまで値下がりをしています。

高値の1/3近い価格です。

これは、ガソリンの価格が値下がりを続けて、ついに

1ガロン当り、$1.892と高値の$4台の半分以下に

なっているからです。                   

クリスマスを一ヵ月後に控え、国民にとっては大きな

プレゼントになりました。

しかし、一方のサブプライム問題の震源地となった

住宅業界は、かってない暗いニュースが報じられました。

19日に商務省が発表した10月度の住宅着工戸数が、

50年余り前に統計を取り始めて以来、年率換算で

79万1000戸となり、前年同月比38%減でした。

ローン社会のアメリカでは、金融危機によって、銀行の

貸し渋りがひどくなっている上に、信用収縮で積極的な

ローンの機能が働かなくなっているからです。   

加えて、手元に住宅購入に備えた資金を所持している

人々が少ないところへ、住宅価格も値下がりを続けて

いるため様子見をする人も多くなっています。

特に、大西洋側になる東部地域での落ち込みが甚だ

しく前年同期比では、31%の落ち込みとなっています。

西部地域や南部は堅調なようですが、新築住宅の

需要が回復する前に、中古市場の力強さが先に期待

されます。

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