日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

松さんの連ドラ

2017年01月18日 | 喜怒☆楽
来たぁ、松たか子さん
大好きな女優さんです

火曜日22:00(TBS)
「カルテット」脚本:坂元祐二
主演:松たか子 松田龍平 満島ひかり 高橋一生

それぞれの配役の個々のセリフがとても耳に心地良く響いてくる。
まき・まき(松)さんのつぶやいているような
省エネ仕様の小さな声で発せられる短い言葉が、まず胸に居座る。
(んん。。と、いちいち訳ありな解釈を試みている自分が愉しい)

高橋一生の言葉・行動への拘り方は、普段我々がそう感じていても表明できないことを
ずけずけストレートに言葉で問い詰めてくる。「そうなんだよな!」と共鳴できる部分が多々ある。

松田龍平はあの独特の雰囲気がぴったりの役。
穏やかで飄々としていながら人の心模様の機微がよく分かる。
松さんの心のひだに気付いたときの二人の微妙な連携する演技が本当に上手いなと感じる。

満島ひかりは松さんを後方から逆反射してくる。和合できそうで手強い屈折がある。

彼らの並外れた個性がセンスの良いセリフで磨かれていく。
一語たりとも聞き逃せない松さんの言葉にガシっと掴まれる。
 問「夫婦とはなんですか」
 松「別れられる家族です」

 人生(?)には坂が三つある。
 上り坂、下り坂、まさか・・。
まき・まきさん、こんなことを述べるあなたに一体何があったの??
柔らかそうで時に剽軽でありながら、どこかに硬い反発がある。
それを何気なさそうに表現できてしまう。やはり松たか子には惹き付けられますね。

「ドーナッツホール」直訳ドーナツの穴という4人が重奏するカルテットの名称は
その後の展開を示唆する重要なキーワードになりそうだ。
次が待ち遠しい。



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