「江戸の彩りー珠玉の浮世絵コレクション」
太田記念美術館
浮世絵の雪景色にぞっこん惚れ込んでます。
そんな私の記憶に新たにもう一枚、綺麗な画像が加わりました。
「雪梅二美人図」 窪俊満
墨の濃淡だけで描いた雪景色は全体がセピア色のような風情。
その中に落ちた実と鼻緒の赤が痛々しいくらい鮮烈。
藁で編んだ雪囲いの中で水仙が可憐に咲いていた。
「歌川国芳肖像」大蘇芳年
肩肘をつき寝そべる国芳の足元に猫が丸くなっている図。
脱力し寛いだ寝姿に、背中を丸くしちょこんと鎮座する猫の姿はよく合っている。
それにしても、一筆の猫の背中のカーブのなんと柔らかく可愛らしいことか
「吉原十二時絵巻」長文斎栄之
吉原遊郭の早朝から深夜までのドキュメンタリー?
異世界の日常の面白さである。吉原のフツーの日常を描いているのだけど、
そこは吉原、なにやらおシャレな柄・色が見え隠れしている。
仕入れの花箱から覗いている椿、少々疲れた様子の太夫・・・細かに綺麗に人々・道具の機微が連なって
いく絵巻の美しさといったら・・。素晴らしい作品でした
展示替有り注意!
太田記念美術館
浮世絵の雪景色にぞっこん惚れ込んでます。
そんな私の記憶に新たにもう一枚、綺麗な画像が加わりました。
「雪梅二美人図」 窪俊満
墨の濃淡だけで描いた雪景色は全体がセピア色のような風情。
その中に落ちた実と鼻緒の赤が痛々しいくらい鮮烈。
藁で編んだ雪囲いの中で水仙が可憐に咲いていた。
「歌川国芳肖像」大蘇芳年
肩肘をつき寝そべる国芳の足元に猫が丸くなっている図。
脱力し寛いだ寝姿に、背中を丸くしちょこんと鎮座する猫の姿はよく合っている。
それにしても、一筆の猫の背中のカーブのなんと柔らかく可愛らしいことか
「吉原十二時絵巻」長文斎栄之
吉原遊郭の早朝から深夜までのドキュメンタリー?
異世界の日常の面白さである。吉原のフツーの日常を描いているのだけど、
そこは吉原、なにやらおシャレな柄・色が見え隠れしている。
仕入れの花箱から覗いている椿、少々疲れた様子の太夫・・・細かに綺麗に人々・道具の機微が連なって
いく絵巻の美しさといったら・・。素晴らしい作品でした
展示替有り注意!