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日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

映画メモ

2007年03月12日 | 映画
先日、「パンにぬるはちみつ-シナモン入りー」を買ってきた。ささやかに-シナモン入り-と書かれているとおり、味は蜂蜜主体でシナモンは仄かに分かる程度。この蜂蜜とシナモンのバランスが私の舌にはピッタリくる。でしゃばらないシナモンの存在感が愛おしい。

では本題、映画メモ(お気に入りだけ抜粋)
「12人の怒れる男」
高い評価を得た旧作ですがやはり面白いです。老陪審員の深い読みが決定的。先入観、固定観念をどれだけ外して人を見られるか?正しく人を裁くことは至難。ヘンリー・フォンダ主演。邦画「12人の優しい日本人」もそれなりにガンバったと思いす。

「エターナル・サンシャイン」ジム・キャリー/
再見。もしかして前ブログでコメントしてるかも?ですのでコメントは省きますやっぱりこの人ジム・キャリーは上手い。
「ステージ・ドア・キャンティーン」1943/
戦時下のニューヨークに実在したこのナイトクラブに集う若き兵士たちの
青春模様と、彼らを送り出すスターたちとの交流を描く幻のミュージカル映画。
作品の性質上、日本では長い間未公開だった作品だが、ユナイテッド・
アーティスツが総力を結集した豪華なスターの顔合わせは、クラシック映画ファン
なら狂喜乱舞すること間違いないだろう ー映画評抜粋ー
これはTSUTAYAの一角で発見した「聴くための映画」です。特筆すべきはバイオリンのメヌーヒの「アベ・マリア」。これ一曲聴くだけでも観る価値あり。アベ・マリアに

「ぼくを葬る」2005/フランス 監督フランソワ・オゾン 
がん告知された31才新進写真家を淡々と描く。自分がガンであることを恋人にも両親にも友人にも告げず、去っていく刻印を静かに押していく。その静かな佇まいが胸に痛い。海辺でのラストシーンは秀逸。波に抱かれるように泳いだ後、一言のセリフも音響もなく、海辺の群衆の配置と海と空の刻々と変わる色彩の変化で終わりを描く。染みとおるような鮮烈なラストでした。「あ・・・」こんな終わり方もあるんだな、と思う。自分を自分で葬る。誰も哀しませず、去る。海辺のシーンは今後残り続けるだろうな。

「やかまし村の春夏秋冬」スウェーデン
四季折々の風景と、極寒の冬、暑い夏それぞれの四季を逞しく朗らかに謳歌する子どもたちの日常の生活が楽しい。シリーズ物あり

「僕の大事なコレクション」2005/アメリカ 監督リーブ・シュレイバー 出イライジャ・ウッド
なんでもかんでも収集する癖のあるユダヤ系アメリカ人の青年は、祖父の故郷であるウクライナで戦時中祖父を助けてくれた女性を探す旅に出る。ウクライナを案内してくれるお爺さんとその孫。この組み合わせが面白い。多くは語らないが「間」と表情で充分に伝わる。反して主人公の青年の不気味とも感じてしまう無表情。この個性豊かな3人でのロードムービーである。ウクライナで過去何が起こっていたのか・・。

「サム・サッカー」2005/アメリカ 
17才の高校生サム。親指を吸う癖がどうしてもやめられない。父はいつもサムが気になる。母は賢く穏やかだが壊れそうなほど繊細。こんな両親の元、やはりサムは神経が細く繊細に育つよね。初めての子ってこんな傾向が強い。この両親、あまりに大事に恐る恐る育てた感がある。ほとんどの母親の心情を大げさに表現したらこんな風になりそうだな。母親に感情移入して親の立場で観た作品。親子の閉塞感を俯瞰できた感じ。サムが大学入学のために家を離れることになったとき父は言う「やっとお前に慣れてきたのに・・・」ベルリン映画祭銀熊賞受賞。

他に好きな作品・・・・・↓
「ククーシュカ ーラップランドの妖精ー」 
「フリーダ」 
「パリ空港の人々」かなり好きな作品です。





  
 


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