映画の豆

映画の感想をだらだらと。
本サイトは
http://heme.sakura.ne.jp/333/index.htm

「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film」 「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」

2018年08月13日 | 特撮映画

ルパパトあらすじ
ギャングラー捕縛とルパンレンジャーの正体究明のために
名探偵エルロック・ショルメが日本にやってきた。
名探偵の命を狙うウィルソンの急襲に応戦するパトレンジャーだが、
ルパンレンジャーが参戦してきて、現場は大混戦になる。
しかしふとした拍子にルパンレッドとパトレン1号が異空間に飲みこまれ
彼等は共闘せざるを得なくなる。

内容ばれ
赤赤のかた大勝利の、○○しないと出られない部屋でした。
(○○のなかには「協力」が入ります)
30分とは思えない、内容みっしり、萌えたっぷりの映画でした。
満足度が高かった。
シャーロックとワトソンが不必要に仲良しなのにもニコニコしました。

ビルドあらすじ
エボルトの協力者である宇宙人ブラッド族は、進捗の遅さに業を煮やして
直接攻めてくる。
彼等は3都の都知事となり、国民を洗脳してビルドを抹殺しようとする。

内容ばれ
愚かな国民に、戦争のための恐ろしい兵器と罵られても
彼等を守るために命を賭けて戦う…という本編でも何度か出たコンセプトですけど
見るたびに「ほほーん」ってなってしまう。
肝心の戦争部分が3on3のふんわり戦争だったりするので尚更。
あと今回の肝の部分、風都のWという先達がいるのと
まさかのルパパトとのネタかぶりというのが結構痛いと思う。

次のライダーのジオウくんが出てきました。
毎年新しいライダーを見るたびに「あり得ない!」
って思うんですが、見ているうちに見慣れる。
今回も「顔に!カタカナで!カメンライダーって書いてる!あり得ない!」
って思いましたがそのうちに慣れるでしょう。



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「カメラを止めるな!」

2018年08月12日 | ホラー映画

面白かった!
面白かったので、ゾンビと血が平気で伏線の好きな人に見てほしい。
内容に関する検索はしない方がいいです。
(ホラー映画ではないですが、ホラー映画に分類しておきます)
上映館は拡大中ですが、現在口コミ人気がすごいので
座席チケットはなるべく早めに買っておくのがいいと思います。
社会派映画や、繊細な感情を描いた映画とかではなく、
低予算エンタテインメント映画です。

あらすじ
ゾンビ映画を撮影中のチーム。
主演の女優の演技の拙さに監督がキレ散らかし、
とうとうその撮影現場に伝わるオカルト的な儀式を実行するのだが、
状況はそこから2転3転する。

予算300万円ほど。無名監督と無名役者さんによるこの映画、
どんどんネットで評判になって、上映館は拡大、
チケット売り切れが続出です。

オチばれ

序盤の内容で「なんじゃこりゃ酷でえな…?」って思ったところは
おおむね伏線!!
もうあの序盤で強制的にハードルを下げられてからの、
再スタートと追い伏線投入、その後の怒涛の回収がすごかった。
ああいう風に、最大積載量オーバーで骨組みが軋んでいるようなお話好きです。
私の見た回は、終了後拍手が起こってました。

晴美さん無双のシーンが好きです。
いやでも斧を拾うシーンも好きだし、ゲロも好きだし、
あと腰痛のひとは大丈夫だったろうか…
娘さんはシャイニングTシャツを着てたので良い子です。
そういえば皆公平においしいシーンがあるなあ…。

内田けんじさんと、初期の三谷さんと、
ソダーバーグのオーシャンズを足したような作風…って説明したいけど
でも初見はやっぱり、つまんなそうなホラー?って印象で見てほしいから
人におすすめするのがとっても難しい。

唯一ちょっと引っかかったのは、
職場に乳児を連れてくるのは半端仕事するやつ的なあのシーンだけど、
あの子は監督のお子さんだって知ったら「そっかー、お子を写しておきたかったかー」
ってほっこりした。

映画の面白さは予算じゃない。
(でも努力や愛情や真心に正比例する訳でもない)


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「ミッション:インポッシブル フォールアウト」

2018年08月09日 | アクション映画

監督脚本は前作から引き続きクリストファー・マッカリー。
CIAとIMFが壊滅させた組織シンジケート、
その派生組織であるアポストルが、強奪されたプルトニウムの入手と
それによるテロを計画しており、なんとしても阻止せよと指令を受けた
イーサンは、プルトニウムの闇取引に向かうが…というあらすじ。
CIA、IMF、MI6、アポストル、武器密売集団、
様々な組織の思惑が入り乱れるシリーズ新作。
今回は、トム・クルーズがビルから飛び移る撮影の途中で
足首を骨折する事故があり、体を張った彼の演技が話題になりました。
というか「メイズ・ランナー」完結篇で主役が顔面を骨折したり、
「デッドプール2」でスタントさんが亡くなったり、撮影は安全にお願いします…。

前作よりもアクションが強化されていて、
降下アクション、パリの街を駆け抜けるバイクアクションに、
ビルからビルへ飛び移り、崖の上で殴り合い、
前作同様キレキレの動きを見せるイルサ、
中でもトイレでの格闘がよかった。
あの男性、話のバランスが崩れる程強いんですけど、
彼はリャン・ヤンさんというスタントさんだそうです。

ベンジーのヒロインポジションは継続していて、
ベンジーのお蔭でなんとか息のつける笑いのシーンが入って、
本当にこのシリーズはサイモン・ペグをお迎えしておいて良かったなと思いました。

うーん、しかし私は前作ローグ・ネイションのほうが好みかもです。

内容ばれ

仲間とのつながりを描くシリーズなのにブラントの不在の説明が全くない、
メインプロットがプルトニウムwith学者で手軽セットすぎる、
(最近でも「アメリカン・アサシン」で使われた)
あとイーサンの相手を妻からイルサへ変更かけてきた、
という点がちょっと(私には)引っかかりました。
とくに最後のやつは、最愛の人は妻だけで、あとは等しく博愛の対象で
でも人類全員を命賭けて護っちゃう、ちょっと神っぽいイーサンが好きだったのと、
あとイルサが今後イーサンの恋人になることでアクの強さを矯められて
ヒロインしぐさを強要されたら嫌だな、イルサは野生の獣のように
強く独立した存在でいてほしいなという理由でかなり気になりました。
中の人の年齢だと20歳ほど違うのも…ちょっと時代に逆行している…。
いや、次回作で「やっぱりやめ!」ってなるかもだし、
見た事もないような新しい男女の関係を見せてやるという、
意欲にあふれた前振りかもしれないけど。

レーンが理念を捨てて復讐の幽鬼のようになっていて面白かったが、
ウォーカーくんはちょっと不思議なキャラクター造形で
なぜ序盤の彼はあんなにトンチキなんだろう。天然(という設定)なのか?

イーサンが女性警官を助けるシーンは好きです。あれ男性警官でもよかったな。
あとまあベンジーがかわいい(×100回)。
ルーサーはもはやイーサンの実の姉みたいだった…。




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