おじいちゃんおばあちゃんの活躍するスパイアクションラブコメ。
死人はいっぱい出ますが、意外になごみムービーなので
何も考えたくないソウルジェムの濁った人におすすめの癒し映画です。
あらすじは冷戦時代の大量殺戮兵器がわーわーわーといういつものあれ。
でも配偶者や恋人や友人に対してはみんな律儀で愛情深く、
色々矢印がニョキニョキでているところが微笑ましいです。
アクションはヘレン・ミレンさまが最高ですよ。
内容ばれ反転なし
・マルコヴィッチさんがヘレンさまの次に可愛いのでした。
なんだかヒロインの女友達ポジションになりつつあるような…。
(恋愛相談をしているヒロインとヘレンさまの話に
ナチュラルに混ざっていたり)
ヒロインの運転する暴走車の助手席に乗っているときの
「キャー!ヤメテー!」って顔が最高でした。
・ヘレンさまはロシアの彼氏と相変わらずの熱愛ぶりでしたが、
狙撃+デートの時にロシアの彼氏が
「美女が狙撃をしている。最高だ」
「撃つときに爪先が丸くなるのが可愛い」
とかにこにこ言いながらヘレンさまの脱いだブーツを
ごく自然にくんくん嗅いで陶然となさっていました。
これ若い男がやったら下品!HENTAI!
って感じですが、初老の男性がなさると、
枯れた風情と相まってなんだか素敵な愛情表現に見えました。
(ヘレンさまも「仕方ない人ねえ」って感じの笑顔だったし)
(なかのひと年齢だと67歳と68歳なのですね。ヘレンさまが上)
・イ・ビョンホンさんがブルース・ウィリスを狙う殺し屋役で登場、
平均年齢を下げていました。
しかし登場からして全裸。しかも一度スーツ姿で登場してから
脱がされる過程を経ての全裸。うーん、細やかな配慮。
たぶん彼はヌード枠で出ているのでしょう。
殴られた後で顔を冷やすのはわかるのですが、
アンダーシャツ姿になる意味が分からない。
もちろんツンデレなので実はブルースのこと大好きです。
「あんたのこと好きになりかけていたのに!」とか叫んで
我々に奇声をあげさせますのでご注意。
ところでGIジョーでの役柄とすごくかぶるのですが
全裸のツンデレ東洋男という需要があるのか。
・ゲストのアンソニーホプキンスもまた
キュートなサイコ演技を見せてくれます。
・ゲストでルーピン先生でおなじみシューリスさんが
10分とちょっと登場されます。
登場時間は短いですが、沢山活躍されるので
銃撃戦のルーピン先生や、
バイクアクションをするルーピン先生が見られますよ。
(中指を立てるべきシーンでピースサインだったのが可愛かった。
やっぱりハリポタでの役柄を考慮されたのかな?
それともパリでは中指立てないとか?)
追記:裏向けのピースは中指を立てるのと似た意味があるのだそうです。
・私だけかもしれませんがエクスペンダブルズシリーズと混同してて
「クリスマスはまだ登場しないのかなー」とか中盤まで思ってました。
・なにげに前作と監督が違います。