映画の豆

映画の感想をだらだらと。
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「図書館戦争」

2013年05月03日 | バトル映画

面白かったです。
実写化は無理だと思っていたので
映画が始まってすぐに「本当に映画化した…」という感慨で涙が落ちました。
メディア良化法が施行されているパラレルの日本で、
本を検閲押収する良化特務機関と、それを阻止する図書隊の戦いを描いた物語です。
この作者さんはストレス→カタルシスの匙加減が非常に上手で、
そして中高生から大人まで幅広い世代のハートに響くよう書かれているので、
エンタメとして非常に満足度が高いです。
それにしても本を焼かれるというのは映像で見ると嫌な汗が出るくらいのストレス!

堂上教官がものすごく堂上教官で、榮倉さんもイメージ通りでした。
柴は作者さんが元よりイメージしてらしたそうで、ばっちり栗山さんでした。
橋本じゅんさんがすごくいっぱい出ていらしてうれしかった。
舞台役者さんだけあってすごい顔の筋肉の動き。

内容ばれ

・岡田さんが出ていらっしゃる作品はとりあえずアクション面で良作なのは確定なのですが
 今回もそうでした。トイレでの格闘が一番きれいだった。
 榮倉さんとの柔道のシーン、ただ立ってるだけなのに
 男に膝タックルされてもよろめかないなこれは、って何か分かる感じだった。 
・手塚役の子がフォーゼの弦太朗でした。前髪があると誰か分からない…。
 ウェストが細くてですね…60ないのではないか…大腸がないのではないか…。
 岡田さんと向かい合って立つシーンでは、厚みが2分の1くらいでした。
 (岡田さんは胸板厚すぎる。両胸の筋肉がジャンプ4冊分くらい。バカ!かっこいい!)
・小牧は、相棒X-DAYのツン眼鏡だった。メガネはあったほうがイケメンだな…。
・柴のシーンは、仕方ないんですがカットが多くて、
 もうちょっと不器用な部分も見たかった……。
・ガンアクションはもう少し短くてもよかった。
・黒服の男達はなんていうかもう少しこう……。
・びっくりしたのは稲嶺指令が日野の悪夢で亡くなった設定になっていたこと。
 これは作者さんが、指令は亡くなった児玉さん以外はあり得ないので
 違うキャラクターにして下さいとおっしゃったのだそうです。
 その代わりに出てきたオリジナルキャラクタが石坂さん。日野の唯一の生き残りという設定。
 原作では稲嶺さんは日野の悪夢で大切な奥さんを亡くし、それが彼の戦う理由になっているのですが
 映画では石坂さんが日野の悪夢で大切な稲嶺さんを亡くし、それが彼の戦う理由になっているのです。
 公 式 で 石 坂 浩 二 × 稲 嶺 指 令 と か 変 な こ と 始 め た ぞ !
・続編もぜひこのキャストで見たいなあ。




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