映画の豆

映画の感想をだらだらと。
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「ハンナ」

2011年09月04日 | アクション映画

フィンランドの森の中で暮らすハンナは
幼いころから父親に格闘とサバイバル技術を仕込まれていた。
父親と互角に戦えるようになった彼女に、
父親はある使命を与え、彼女を外の世界に送り出す。

ジョー・ライト監督が
芸風をあまり変えずに作風を180度反転させたアクション映画です。
ガーリーな「ランボー」というか…
面白い化学反応なので、好きな人はすごく好きかも。
意外に繊細な表現で撮られているのに、ものすごく漫画チックです。
浦沢先生が描かれそう。というか絵コンテが見えた。

終盤で撮影に使われていた廃遊園地が素敵でした。
セットかと思ったら。実在する!
ベルリンにある「Spreepark」だそうです。2002年に閉園。
皆さま「Spreepark」で画像検索してみてください。
写真が出てくる今のうちに。
緑に呑みこまれかけている遊園地、澱んだ池、
錆びた白馬、コースターレール、横倒しになった恐竜たち、
これは廃園でも入場料金が取れるレベル!いいなあ!
ここだけでディストピア映画が1本撮れそう。
ドイツの学生さんが自主製作映画を撮ったりとかしてそうだな。
(関係ないけど監督は「どろぼうの神さま」を映画化するといいと思う)
(なんか色彩が似合いそう)

内容ばれ反転

・ドイツでエリック父さんを尾行していた諜報員、
 1回目振り返られた時は時計を見るふりして、
 2回目に振り替えられた時は後ろを向いてごまかした!
 コントか!
・なぜみんな素手で戦おうとするのだろう。少年漫画か?
 と思ったのですが一応ドイツの銃所持は許可制だから…?
 でもマリッサはめっちゃ撃ってたけど。
・主演のシアーシャ・ローナンはなんだか大人みたいな顔立ちでした。
 眉のある写真ではまた印象が違うので、眉が重要なのでしょう。
・ケイト・ブランシェットは、「ベンジャミン・バトン~」の頃より
 一気に20歳ほど老けたように見えた!…けどこれもメイクのせいかな?


気になった予告
「ラスト・エクソシズム」
製作も出演者も無名のひとばっかりだー!(イーライ・ロスさん除く)
「パラノーマル・アクティビティー」路線のババーン!ギャー!な映画だな。
しかしなぜ夏に上映せぬのか……。

「ゴーストライター」
ロマン・ポランスキー監督。
あれ?監督はたしか淫行で拘束されてその後どうだっけ…?
というかお幾つだっけ…?とか色々考えました。
監督はアメリカの土は踏めない身(逮捕されるから)。
この映画も欧州資本でした。

「カウボーイ & エイリアン」
宇宙人とカウボーイが戦う話で、タイトルからしてバディもの?
ハリソン・フォードとダニエル・クレイグが共演するらしい。
ちょうおもしろそう。
というかダニエル・クレイグは仕事選ばないのか男らしい。

「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」
アベンジャーズが始まるよー。
(アイアンマン・ハルク・ソー等などが集結するクロスオーバー作品)

「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」
びっくりした。あのドンデン返しを捨てるのー!?えー!?
(例えるなら「ポートピア殺人事件」の冒頭が
人殺しをするヤスのシーンで始まるような感じ)

「グリーン・ランタン」は公開前に飛行機で見た人から
そのつまらなさを分かりやすく解説していただいたので見ません。


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