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和やか-散歩

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少年は残酷な弓を射る

2012年12月29日 | こんな映画見ました~(洋画)
『少年は残酷な弓を射る』
---WE NEED TO TALK ABOUT KEVIN---
2011年(イギリス )

監督: リン・ラムジー 

出演: ティルダ・スウィントン、ジョン・C・ライリー 、 エズラ・ミラー


主演を務めたティルダ・スウィントンの迫真の演技が高い評価を受けた衝撃のサスペンス・ドラマ。

ライオネル・シュライバーの同名ベストセラーを「ボクと空と麦畑」「モーヴァン」のリン・ラムジー監督で映画化。

恐るべき事件を引き起こした少年の母親が、幼い頃から自分に執拗な悪意を向け続けた息子との葛藤の日々と向き合い自問する姿を、緊張感溢れる筆致で描き出す。

共演は美しさと残酷さを併せ持つ息子を演じ高い評価を受けた新星、エズラ・ミラーと「シカゴ」のジョン・C・ライリー。


自由奔放に生きてきた作家のエヴァ(ティルダ・スウィントン)は、突然の妊娠に戸惑いを拭えなかった。

やがて誕生した息子ケヴィン(エズラ・ミラー )は、なぜか自分にだけ懐こうとせず、子育ては苦難の連続となる。

成長するにつれ、反抗的な態度はエスカレートし、エヴァは我が子に対し恐怖さえ抱くようになる。

夫に相談しても真剣に取り合ってもらえず、次第に不安が募っていくエヴァだったが…。
(allcinemaより)

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この邦題からして、何だかやっかいな映画の予感。

解説読んでも、見ようか迷う・・・。

リン・ラムジー監督も、エズラ・ミラーも初めて聞く名前です。

でも、出演者がティルダ・スウィントン 、 ジョン・C・ライリーということで、DVD鑑賞することにしました。

予想通り、とっても厄介な映画でした・・・。

ティルダ・スウィントン、ジョン・C・ライリーが好演してたのは分かります。キャリアを子育てのために捨てた女性と、その女性に育てられた少年の怖いお話でした。。。

子供のためにキャリアを諦めたとか、この子のために10年は棒に振った、、、実際の知り合いから出た言葉で、ドキッ~~とした私です。私はそういうキャリアは持ち合わせてない、子育てオンリーの主婦なのです。

なので、この映画も分かりづらかったです。

ただ、時々報道される他国の少年の乱射事件、国内でも通り魔事件や家族殺人などと思い合わせてみると、親という存在は哀しいなと思います。

親子と言っても人と人の関わりで、その関わりは子育ての最中は親密です。

それだけに反発も大きいという訳なのでしょうか。

生まれたばかりの子供が自分に悪意を持つと感じるのは、私の理解を超えてしまうんですけどね。。。

好意的には見られなかった作品でした。