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黄色い星の子供たち

2011年08月15日 | こんな映画見ました~(洋画)

『黄色い星の子供たち』
---LA RAFLE.
  THE ROUNDUP---
2010年(フランス/ドイツ/ハンガリー)

監督:ローズ・ボッシュ 
出演:ジャン・レノ、 ガド・エルマレ、ユゴ・ルヴェルデ 、 オリヴィエ・シヴィー 、メラニー・ロラン

1942年、フランス政府がナチスに荷担し行った史上最大のユダヤ人一斉検挙事件を巡る衝撃の実話を映画化したヒューマン・ドラマ。
元ジャーナリストのローズ・ボッシュ監督が、歴史的資料や生存者への丹念な取材を通して明らかとなった事実を基に、最愛の家族と引き離され強制収容所へと送られた人々の過酷な運命を描く。
出演は「イングロリアス・バスターズ」のメラニー・ロラン、「レオン」のジャン・レノ。
 
1942年、ナチス占領下のパリ。ユダヤ人たちはそのことが一目で分かるよう胸に“黄色い星”のワッペンを付けることが義務づけられていた。
そんな中、ユダヤ人迫害政策を推し進めるヒトラーの求めに応じ、フランス政府はパリ地区に住む外国籍のユダヤ人2万4000人の一斉検挙を決定する。
そして7月16日、それは実行され、1万3000人ものユダヤ人がヴェル・ディヴ(冬季競技場)に押し込められ、水も食料もないまま放置される。
何千もの患者であふれる中、自身も検挙されたシェインバウム医師(ジャン・レノ)がたった一人で対応に当たる。
赤十字から派遣された看護師のアネット(メラニー・ロラン )は、そんな光景を目の当たりにしてショックを受けつつも、彼らのために献身的に働くが…。
(allcinemaより)
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この映画を見るまではヴェル・ディヴ事件なんて知りませんでした。
 
映画の公式サイトの説明によりますと、この映画で描かれた「ヴェル・ディヴ事件」は、1995年にシラク大統領が国家の責任に触れるまで国内ではタブーとされてきた事件。一斉検挙された子供達の中で生き残った数少ない人物であるジョセフ・ヴァイズマンの証言をもとに、元ジャーナリストのローズ・ボッシュ監督が3年にわたる調査と研究の末に描いたのがこの作品ということです。
 
ユダヤ人虐殺の映画はこれまでにも、これからも多分作り続けられると思います。
でも、生き残った方々がまだいる今、作ることが大事なのだと思います。
 
事実、この映画の公開に当たって、モデルとされたジョセフ・ヴァイズマン氏は来日され、日本の学生と話をされているんですね。。。
 
この映画では、脱出に成功した子供たちは映画のシーンから出て行き、ガス室に送られる子供たちがシーンに残る形で展開します。
なので、ジョーと一緒に逃げたあの子は?という映画ではないんですネ。
 
最後ノノとの再会で、アネットの涙、涙で終わります。
ノノのあの目が輝く日が来るのカナ・・・。
 
 
ユダヤ人の一斉検挙って、綿密な計画で行われたんですね・・・。
その綿密な計画で11,000人が検挙されなかったってことが、パリという街だったからです。
ジョーの父親が信じたパリが少し残ってました。
 
フランスだから公開され、ヒットした映画だと思います。
 
日本だったら、、、例えば南京大虐殺の映画なんかどうなのかしら。。。
とネット検索してみました。
映画を撮ってるのですが、やはり公開はされないですね。
 
ただしネットでは公開されてました。
ユダヤ人虐殺とは規模も、背景も違うので比べることではありません。
 
フランスというお国柄、こちらの映画は国内でも大ヒットしたようです。
 
子供たちの演技が良かったです。
子供ってどうしてあんなに心打つ演技が出来るんだろう、、、と思いましたヨ。
 

      

 

    

 

      



コメント (4)
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