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和やか-散歩

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スリング・ブレイド

2009年06月09日 | こんな映画見ました~(洋画)
『スリング・ブレイド』
---Sling Blade---
1996年(アメリカ)


監督: ビリー・ボブ・ソーントン
出演: ビリー・ボブ・ソーントン ,ロバート・デュヴァル、ドワイト・ヨーカム、ルーカス・ブラック

ビリー・ボブ・ソーントンが監督・脚本・主演を兼ね、アカデミー脚色賞に輝いた野心作。
かつて母の浮気相手を殺害した男と孤独な少年との交流を通し、人の心の在り方を綴る。
淡々と心に響くストーリーを寓話的タッチで括ったソーントンの手腕は見事。ソーントン自身の巧みな演技も秀逸もの。

母親の浮気現場を目撃し、母とその相手を殺害した知的障害者のカール(ビリー・ボブ・ソーントン)。
25年間の精神病院生活を終え、故郷の町に帰ってきた彼は、そこで父親のいないフランク(ルーカス・ブラック)という少年と親しくなる。
だが少年の母親が恋人の暴力に悩んでいる姿を見た時、彼の中である決意が芽生える...。
(allcinemaより)


 

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知的障害を持つため、父親(ロバート・デュバル)に見捨てられたように育った少年時代に母親を殺し孤独の中に生きて来たカールが、父親のいない少年フランクと心を通い合わせていく温かいシーンが続きます。
が、母親の恋人の暴力にかつての自分が重なってしまい、少年のために決意するカール。あまりに悲しい運命・・・。
ビリー・ボブ・ソーントン の素晴らしい演技でした。

カールが暴力を振るう母親の恋人に手を下す決心を胸に、フランクに別れを告げる代わりにそっと肩に手を置くシーンは、再見すると、そのときのカールの決意が分かっているだけに余計に涙が出ますね。
本当に素晴らしい作品です。

ルーカス・ブラックの少年役、いいですね~。
リバー・フェニックスをちょっと重ねてしまいました。







コメント (2)
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