塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

不安定なPSGの先発

2012-11-17 02:03:32 | 日記
 スウェーデン代表は4-2-3-1
 一方のPSGは4-3-1-2

 布陣に程度の差はあれど、どちらにも共通して言えることは、フォワードの背後にオフェンシブ・ミッド
フィルダーを置ける点です。

 前者はイブラヒモビッチをFWではなく、3の中央に置くことで彼の才能を最大限発揮できる体裁を整え
ています。

 どんなに傲慢で同僚を見下す視線を投げかけても、イブラヒモビッチが作り出す絶対的な支配空間は、ど
んな指揮官でも抗うことはできません。

 そう、グアルディオラを覗いては。

 モウリーニョ、そしてマンチーニが4-3-1-2の2トップの一角を任せ続けたのも、彼が独断で危機
をチャンスに変化させられることを知っていた為です。

 アンチェロッティは彼ら同様イブラヒモビッチをFWで起用していますが、いっそのこと、スウェーデン
代表を真似して、彼をMFに指名したらどうでしょうか?

 ワールド・サッカーダイジェストによれば

 1・ラベッシが故障を繰り返し、本調子でない
 2・パストーレがイブラの視線を恐れている
 3・ガメイロとメネーズの攻撃に不満がある。

 仮に中盤の底にベラッティ、インサイドハーフにパストーレ、2トップをガメイロとメネーズで固定でき
れば4-3-1-2の完成度が随分高まるように思えます。

 ただ、PSGはアカデミーの手入れよりもリーグ1制覇とチャンピオンズ・リーグに力注いでいますから
今冬も戦力補強に余念は無いでしょう。

 一方シティはマンチーニ招聘後、アカデミーのテコ入れを注視し、単なる

 「金満クラブ」

 という周囲の概念を覆す努力をしています。

 パトリック・ヴィエラの招集もそのひとつでしょう。

 ただPSGが的確な人選、布陣を手に入れたその瞬間、リヨンもマルセイユもお手上げになることだけは
間違いないでしょうが。
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