烏鷺滝禅話集（98）

○協調性とか集団生活重視というのんは、明治以降の国体を保っていくために押し付けられてきたことなんじゃよ。今は会社のためかな。

○嫌われたっていいじゃないか。

○他人を自分の思い通りに動かそうとすることが総ての間違いじゃよ。

○人間、せいぜい死ぬことが一番大変なことなくらいと思えば悩むことはないさ。

○国家を重んじる人、個人の生活を重んじる人がいて結構じゃが、国家を重んじる人が自我が強く、個人の生活を重んじる人が慈悲深かったりするものじゃ。

烏鷺滝禅話集（97）

○毎日お天道様を拝んだり山や川を拝むだけで十分ではないか。ワシは人間のつくった神など意味がないと思う。無神論者なんじゃ。

○働くために生きるのか？生きるために働くのか？

○もっとゆったり、楽しく生きようや。

○自殺したいと言うておる人に「生きていればいいことあるよ」よ言う人がいる。良いことがないと思えないから死にたいのに。

○友達なんかいなくたっていいじゃないか。友達のことで思い悩むよりは。

烏鷺滝禅話集（96）

○細かい作法やしきたりなんぞ、どうせ人間が決めたもの。もっと自由にやろうや。

○自分は悪の塊じゃあ思うと恥ずかしいのう。

○烏鷺滝の言葉は誰かに向けたものではない。烏鷺滝自身への戒めとメモなんじゃ。

○宗教などあってもなくてもいいもんじゃないかな。

○宗教には多額のお金が動いとる。新興宗教だけでのうて既存の仏教宗派もそうじゃ。

烏鷺滝禅話集（95）

○自分はまともじゃあ思うのは迷い。自分は変人じゃあ思うのも迷い。

○自分はスゴイのでもなく、ダメ人間でもない。決めつけるのはよくないよ。

○信仰心のない人はそれでいいじゃないか。

○宗教は依存するものではのうて、利用するものじゃよ。

○若い衆よ、日本に凝り固まるな。世界をみるんじゃ。