野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

立会いに不満?

2017-11-23 09:54:10 | スポーツ
何とも後味の極めて悪い相撲を、昨日(22日)打ち止め相撲で見てしまった。
その後のNHKニュースでも何度も見たが、勝ちへの執念がそうさせたとする解説もあるが、多くの相撲ファンの声は逆で、見苦しいと言う意見が大多数だ。それは、大相撲九州場所で11日目の22日、横綱白鵬と関脇嘉風との相撲で起こった。勝負が決まった後も土俵下で不満そうな表情を1分以上も立ち竦くみ軍配に不満を訴えているようにも見え、審判に促されて土俵に上がってもなお、嘉風へ賞金が渡せされてもなお、恨めしそうに賞金を眺めて立ちすくす横綱白鵬がいた。テレビに映る、横綱らしからぬ異例の行動に場内は騒然となったが、5人の勝負審判は手を挙げない。それもそうだ、軍配は返り、先に立ち左を張って立った白鵬は、嘉風にもろ差しを許すと突然力を緩めたようにも見え、そのまま土俵下に押し出された。白鵬は「待った」と言いたいらしい。後から動画を見ると、嘉風がふわーっと立ったようにも見えるが、これも立会いの妙技で、白鵬がいつも使う立会いの手を相手が使うと「待った」はダメだろう、しかも巷では大横綱と言われている相撲取りだ。理事長も「白鵬の勘違い。嘉風がちょっと遅れたと判断したんだろう。自分で決めてはいけない」と話したと報道にあるが、その通りだ。
   「九州場所11日目」
白鵬は、新聞に「納得いかないはないけど、やっぱり呼吸が合わなかった」と話したとあるが、動画を何度も見てみたが、両者とも両手をキチンとつけて立ち上がり、しかも白鵬がやや早く立っているので誰が見ても「問題なし」とするのが真っ当な意見。その後、NHKで話した嘉風の意見は「行司さんの『残った』の声が聞こえたので、しっかり横綱のふところに入っていこうと思っていた。うまくいきました」と冷静に答えていた。

こうした白鵬の一方的な自己判断に、負けてダダをこねているだけの姿に、NHKアナウンサーも「白鵬が手を挙げてアピールしていますが、これはもう成立しています。白鵬戻らない。これはダメです。もう勝負は成立している。こんなシーンは見たことがありません」と話し、また相撲愛好家のやくみつるさんも「出場停止です。それぐらい重要なこと」と断じたある。まさに大横綱と一部には言われている白鵬の一方的な見苦しい姿にただただ唖然とテレビをみてしまった。それでなくとも、今場所の大相撲、日馬富士の暴力事件に端を発し、今は貴乃花親方の協会との確執が表に出て土俵外は好奇に晒されているのに、たった一人土俵に残った横綱の、今度は土俵上で白鵬の悪さか目立ち過ぎては見苦しさこの上になく、今場所は大相撲の歴史に汚点を残すことになってしまった。
コメント
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